8月13日。
盆の入り。
墓参りに行ってきた。
暑い陽射しを受ける中の墓参り。
線香に火をつけるときの熱いこと。
撮った墓の写真を見ても、まぶしい夏の感じが伝わって来る。
暑すぎる夏だから、ここのお地蔵さんには、粋な計らいがなされていた。
ひまわり模様の腹掛けもすばらしい。
それ以上に、今風の麦わら帽子をかぶったお地蔵さんなんて初めて見たぞ。
おまけに、帽子には涼しげな紙の飾りが付いている。
見ながら、とてもさわやかな気分になったよ。
だけど、それは一瞬。
動き出すと、すぐに汗が出てきた。
暑い盆だ。
帰りに通った道で驚いたことがあった。
日ごろ緑の多い道を行ったのだが、道路わきの雑然とした林が、すっかり紅葉や黄葉になっていた。
まるでその辺りだけ秋のような風景だった。
ずうっとまとまった雨が降っていないうえに、ここのところの猛暑日の連続で、木々の葉が枯れてきているのだ。
数日以内にある程度の雨が降らないと、植物たちにはかなり厳しいところまで来ているようだ…。