夏に咲く花、夏の青空に似合う花、といえば、やっぱり
ひまわり!
暑いけれども、青空をバックにひまわりがたくさん咲いているのを見たくなった。
ひまわり畑というと、新潟県では長野県境の津南町のひまわり畑が有名だ。
だけど、そこまで行くには、当地からではいささか遠すぎる。
おまけにこの暑さだから、遠出はしたくない。
どこか近くにほかの場所のひまわり畑…と考えたら、そういえば去年、新聞紙上で紹介されていたから、行ってみたひまわり畑があったのだった。。
あそこは、今年もひまわり畑やっているのかな?
それは、どこかというと、阿賀野市の新潟県東部産業団地(通称阿賀野テクノタウン)内にあったのだった。
ネットで探してみると、インスタグラムで今年もやっていることを発見した。
https://www.instagram.com/hachibei_official/
【八米お花畑プロジェクト-東部産業団地圃場】として、今年もひまわりを咲かせているようだ。
インスタグラムでフォトコンテストもやっているらしい。
それならば、今年も出かけてみよう。
ということで、行ってきた。
広いひまわり畑には、私たちのほかに1人しか見ている人はいなかった。
やはり暑いせいかな。
今年は、鉄管を組んで小さな展望台もできていた。
そこに上って、見てみると、ひまわりがみんなみんな、こっちを向いている。
これが観衆なら、サマーロックフェスティバル、というところですな。
大量のひまわりの花は、1本1本がそんなに大きくはないが、なにより数に圧倒される。
そして、その花もあまりこった種類のものではなく、実にシンプルなひまわり。
いいねえ。
この猛暑に負けず、りっぱに咲いていた。
去年は、周辺の野草の花も見つけて喜んでいたのだが、今年は草たちはみな水分がなくて枯れそうで元気がなかった。
真新しいもの、珍しいものには会わなかった。
ここにひまわり畑があるのは、「八米HACHIBEI」というハチミツとコメの生産販売をする農家の団体が、「お花畑プロジェクト」という事業をやっているからだ。
今回は、ひまわり畑のことを調べていたら、そのことを知った。
2018年には、「ミツバチと農福連携が生み出す『お花畑プロジェクト』~耕作放棄地に蜜源と景観植物を~」と名付けた活動が認められ、環境省の「第6回グッドライフアワード 環境大臣賞 優秀賞」を受賞している。
受賞するだけあって、なかなかすばらしい活動ぶりだ。
たしかに、花にミツバチが付いているのも見かけた。
このお花畑プロジェクト、長く続いてほしいなあと思った。
なお、今は、フォトコンテストやムービーコンテストも実施しているようだ。
まずは、たくさんのひまわりの花を見て来られて、満足した。
平日なのと暑いせいで、ほかに訪れる人もいなかった。
逆に、このひまわり畑、もっと多くの人に知ってほしいと思ったよ。