ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

紅葉はきれいでも、落葉には閉口したなあ ~メタセコイア~

2022-11-25 19:58:12 | 草木花
埼玉への行き来に、高速道路を使ったが、いくつかのインターチェンジに何本か立っていた木の紅葉がきれいだった。
時々忘れることもあるその木の名前だが、今回は覚えていた。
「メタセコイア」だった。



かつて、長岡市に勤めたときに、高速のインターチェンジでは中之島見附ICをよく利用したものだった。
そこにもメタセコイアの木々が何本も立っており、美しい紅葉がピークだなあ、と横目に見つつ通り過ぎた。

そうそう、長岡に勤めていたときには、その勤務先にもたくさんのメタセコイアが立っていたのだった。
そこで初めて「メタセコイア」の名前を知った。
その頃は、植えられてから30年になり、さすがにどれも高くなって、10mを超えるくらいになっていたのを思い出す。
あれから20年以上もたったから、きっともっと高く太くなっているのではないだろうか。
その木の下に車を止めることがあったが、風雨の強い荒天の日には、帰るときその下に止めておいた車に、無数の細い落葉が雨で張り付いていて、取り除くのに閉口したなあ。


そこから、次は新発田市に勤め先が変わったのだが、そこでも3本ほど大きくなったメタセコイアが立っていた。
外周に2本、中庭1本。
外周にあったものは、秋になると強風にさらされて、よくその葉を落とした。
細い枝やとても細かい葉であったが、近くの家からはその落葉がひどすぎる、とよく苦情をいただいた。
細かいのが、大量に家の敷地に落ちてきて困る、という声だった。
そんなときには、よくホウキをもって馳せ参じ、落葉を一生懸命一緒に掃き集めたものだった。

また、中庭にあったものは、3階建ての建物より高くなっていたが、その頂のすぐ下に、カラスが巣を作っていた。
その巣というのが、なんと針金ハンガーでできていた。
どこからくわえて持ってきたものなのか、ビックリであった。

やがて、少し大きくなり過ぎたのと、あまりにも多い落葉の量と度重なる苦情から、業者に頼んで高い部分と枝を切ってもらった。
クレーン車を使って、大がかりに何日かかけて、すっきりした姿になったことを覚えている。



今日、久しぶりにジョギングで走ったコース沿いにも、各所でメタセコイアが立っていた。
足元には、昨夜の風雨で落ちた細枝や葉があった。



以前は、このメタセコイアで大変な思いをしたのだったなあ、と働いていたころのことを思い出し、書いてみたしだい。
まあ、それも、今や現役で仕事をしていたときならではの思い出になってしまったけどね…。


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