kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

芭蕉も訪ねた平泉が世界遺産に

2011-07-14 19:12:02 | 俳句・和歌

たまにははがきを出そうと思い、取り出した切手帳。

集めたものの中に、こんなのもありました。

      「おくのほそ道シリーズ・記念切手」

    

この度、世界遺産に登録された「平泉」 

松尾芭蕉はここも歩いているのですよね。

      

江戸から旅立ち、日光、那須、松島から平泉へと旅して

書かれた紀行文 「おくのほそ道」

       

こんな切手が残っていました。

         

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行く春や 鳥啼魚の 目は泪  (千住にて)

いよいよ、江戸を旅立ち…

     

      

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野を横に 馬牽(ひき)むけよ ほとゝぎす (那須にて)

         

   

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世の人の 見付けぬ花や 軒の栗(須賀川)

    

     

そのあと、平泉にて、     

夏草や 兵(つわもの)どもが 夢のあと

       

五月雨の 降のこしてや 光堂

       

山形に行き、     

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

   

残念!この三つの句の切手は無かったです。 

   

気をとり直して、     

     

        

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さみだれを あつめて早し 最上川 (新庄にて)

       

      

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雲の峰 幾つ崩れて 月の山 (出羽三山にて)

        

    

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象潟(きさがた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花

     

       

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荒海や 佐渡によこたふ 天河

    

   

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石山の 石より白し 秋の風 (北陸の小松)

    

    

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月清し 遊行のもてる 砂の上 (敦賀)

      

これだけですが、残っていました、記念切手。

      

        

「夏草や 兵どもが 夢のあと」

    

私なんかはこの句で平泉を知りました。

      

もし、芭蕉が奥州を歩き「おくのほそ道」を

残さなかったなら、今回の世界遺産登録を

成し得ただろうか?

     

平泉など奥州の自然の素晴らしさや、文化的価値が

脈々と伝えられてきたことに芭蕉さんは

大きく関わっている気がします。

   

今の東北をもし、芭蕉さんが見たら、

どう詠むでしょうか?

       

    地震えれど 東北魂 揺るぎなし  koh

    

自然の力になぎ倒された皆さんだけれど、

その顔は、もう一度立ち上がろう!という

強い気迫に溢れている。

    

って、せん越ではございますが、わたくし、

芭蕉さんなら、こう思われるかな?…と (^_^;)

     

やりすぎました m(__)m

    

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