山崎ハコの 「織江の唄」
作詞 五木寛之 作曲 山崎ハコ
この唄の歌詞には 「遠賀川」 とか 「田川」
また 「ボタ山」などの言葉が出てきたり…、
「しんちゃん、しんすけしゃん」 は伊吹信介、
「おりえ」 は、牧織江で、二人とも五木寛之の小説
「青春の門」 の登場人物。
福岡にあった筑豊炭田が舞台の小説。
現実、炭鉱は「ヤマ」と呼ばれ、毎日きつい仕事だったのですね~
昭和の貧しい時代のほんとに悲しい唄ですが…、
そんな、炭鉱で働いていて、後に炭鉱の様子を
絵や日記に書いて残した「山本作兵衛さん」
これらの炭鉱の記録画が、ユネスコの「世界記憶遺産」に
選ばれました。
本当は、孫たちに無くなりゆく炭鉱の様子を伝えたいという
思いから書かれる様になったそうですが。
山本作兵衛さんは、1984年に92歳で亡くなられたそうです。
絵からも分かるように炭鉱の仕事は過酷で、
人の尊厳を傷つけかねないところもあったのではと
思いますが、ここで働く人たちは逆に、今の私達よりも
人間味溢れる心を持っておられたかも知れません。
山本作兵衛さんの書かれた絵、なぜか心魅かれる
不思議な絵です。
炭鉱の仕事だけでなく、ここに住む子供の様子なんかも書き残されているんですね。
この、「織江の唄」 ですが、なんかしら、
南海キャンディーズのしずちゃんが歌うのを
聞いてみたいなあ~と、ずっと思ってるんですが…
どう思われます~?