中世と呼ばれる平安時代後半から桃山時代に至る時代
京都で多くの女性が活躍しました
歴史上の人物だけでなく、職業集団もありました
室町時代の洛中風俗
風流傘を中心に風流踊りを再現、この踊りはのちの盆踊りの原型となったと
伝わる
大原女
洛北大原から薪や炭を京の町に売りに出ていた
桂女
洛西の桂から鮎や飴を売りに来たり、中には
婚礼、出産に祝詞を唱える巫女もいた
淀君
秀吉の側室で、桃山時代の最高の技術を生かした衣装を着ている
写真が小さく、ごめんなさい
静御前
平安末期から女人の舞装束として用いられた水干を着けた白拍子姿
悲劇の女性ですが、目映い!
~平安時代~
巴御前
木曽義仲の愛した女性
武勇の誉れも高く、
ハンサム~
横笛
出家した齋藤時頼のあとを追って嵯峨往生院に向かう旅姿
常盤御前
今若、乙若を連れ、懐には牛若が、
雪の中六原に向かう姿
紫式部と清少納言
紫式部は小袿衣(こうちぎぬ)の略装
清少納言は女官の正装の十二単、見えにくいのですが…
小野小町
女流歌人で才色兼備
唐風の残る女官の礼服姿
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身よにふる ながめせしまに
和気広虫
和気清麻呂の姉で、わが国孤児院の起源をなした女性
百済王明信(くだらおうみょうしん)
藤原継縄の妻、女官の正装
百済王氏の出で、女官長として桓武天皇を陰から支えた
白川女
比叡山に源を発する白川流域から、京の町に来て花を売り歩く
その歴史はたいへん古く、平安中期から御所に花を届けていた
といわれる
時代祭の締めくくりに、神幸列が行きます
赤は迦陵頻伽~かりょうびんが 背に鳥の羽根 緑は胡蝶、背には蝶の羽根
神幸列の前列を行く
神幸列
御鳳輦~ごほうれん
前には孝明天皇、後ろに桓武天皇の御神霊が鎮まり宮司以下神職
平安講社総長、列奉行らが随従します
菅蓋 錦蓋
平安講社総長
Do You Kyoto ?
最後尾に位置するこの車、毎年やって来ます
2000人に及ぶ行列が2時間に渡り巡行する時代祭、
かなり端折ってしまいましたが、平安時代から明治までの、
京都の町を行きかった人々の姿を垣間見て頂けたなら幸いです
お蔵入りレベルの逆光のヘボ写真を恥じらいもなく
お見せいたしまして、申し訳ございません
実は、この写真ではあかんなあと思いつつも、
開けたが最後、もう抜き差しならぬ事と相成り
こういう幕引きとなりました
来年また、挑んでみたいと思います
その折には、よう考えて、ブログアップ致します
では。