1日目の夜はコンサートを楽しみ、
2日目の朝9時頃から、JR仙石線に乗り松島海岸に向かいました
JRはこんな感じ
松島海岸駅到着
海岸と伊達政宗ゆかりの古刹、どちらを先に行こうかと思案の末、
伊達政宗さんにまず、ご挨拶をと
しばらく歩きますと、
紅葉、黄葉、たまに緑葉
まず、訪れたのが『 円通院 』
たくさんの人でした
龍安寺の石庭に似てるなあ~と思ってたら…
ここは円満院のその名も「石庭」
350年前の小堀遠州作のお庭でした
石庭は松島湾に点在する七福神の島と海と周囲の山々を表しています
皆さん、案内を聞いておられるようですが…アレッ?
この方が円通院の案内をされてました
この出で立ちはさすが、伊達者
案内を聞いていて、心に残った言葉が
『東北大地震の時の津波がここまで来なかったのは、
松島湾の幾つもの島が、波を抑えてくれたから…』
松島湾の美しい島々は、それだけでなく、
そういう恩恵をも与えてくれてるんですね~
円通院の本堂 「大非亭・だいひてい」
ここは伊達政宗公の嫡孫、伊達光宗公の菩提寺で
本尊は聖観世音菩薩座像
鎌倉時代のもの
更に庭の奥へ進むと、
三慧殿(さんけいでん)が見えてきました
正保三年(1646) 建造 重要文化財
伊達光宗公の霊廟
正面にガラスがはまっていて反射している部分がありますが
馬上の人は光宗公
幼い時から文武両道にすぐれて、徳川幕府にとって脅威だったといいます
江戸城内においてわずか19歳で亡くなり、
その死因に関しては様々な説があります
↓ 光宗公の像の両側に殉死した七人の像も祀られています ↓
扉に水仙の絵と薔薇の絵が描かれています
他にトランプの模様もあるとか、
水仙はイタリア・フィレンツェの象徴
薔薇はローマを象徴する
西洋との繋がりがあった、と寺には伝わる
その扉の薔薇に因んで、境内にバラ園がありました
小さな墓地の隣でした
ちょっと時期が過ぎたのか
きれいな花を少し見れました
また、円通院の境内の端の方に洞窟がありました
700年前のもので、この後行ったあちこちでこういった洞窟を
多く見ました。
諸説あるようですが、秘密めいた訳もあるような…
調べて分かるといいのですが、面白い伝説が見つかるといいな
このあと、瑞巌寺に行きました