泉涌寺涅槃会
大門(だいもん) 重要文化財
先日、行ってきました
仏殿(重要文化財)
天皇家ゆかりのお寺なので
御寺泉涌寺(みてらせんにゅうじ)
堂内撮影禁止で外からわずかに涅槃図が見えます
「涅槃会・ねはんえ」 は
約2500年前の旧暦2月15日、お釈迦さんが80歳で生涯を終えられた日に
法要を行うものです
「涅槃・ねはん」とは人の場合の「死別」と区別するものです
新暦3月15日、仏殿内正面に涅槃図が掲げられ
多くの僧によって遺教経(ゆいきょうぎょう)が唱えられます
遺教経はお釈迦さんの最後の説法とのことです
涅槃図は縦16mx横8mで、日本最大級のものです
北に枕を、西向き(西方浄土の方角)に横たわるお釈迦さんの姿は
悟りの世界を表しています
沙羅双樹の木が季節外れの花を咲かせ、
その花びらがお釈迦さんを覆ったとか
涅槃図では、お弟子さん、天女、十二支、昆虫等、生きとし生けるものが
別れを悲しんでいます
仏殿より出てこられたお坊さん
この法衣は…
皆さん、一緒です…
高僧もいらっしゃるはずなのに
お釈迦さんに対する敬意からかな?
浴室
舎利殿
勅使門
奥には御車寄せがかすかに見えます
その奥が御座所、中には入れたのですが、全貌が写せてません
御座所の庭園
これは一部分です、左右に広がりがあるのですが
霊明殿(れいめいでん)
霊明殿、入ることは出来ません
月輪陵
数十年前に訪れた時はこの門あったかなあ~?
向こうの御陵が見れたと思うのですが…
記憶が曖昧になってしまいました
「夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ」
清少納言の歌碑がありました
この歌は、百人一首にもある有名な歌ですね
著名歌人の清原元輔(亡き父)の山荘がこの地、東山月輪辺りにあり
清少納言も晩年、この辺りに住んだと言われています
泉涌水屋形(せんにゅうすいやかた)
泉涌寺の名の由来となった清泉を覆う屋形
今は少し水量が減ってるのかなと思いましたが、
中は神秘さを感じました
東山の麓は湧水が多いと聞いてますが、こちらもそうなのですね
泉涌寺には、まだまだ境内に沢山の塔頭があり、まだまだ歩きます