滋賀県の面積の6分の1をしめる、びわ湖
面積:670.25km2
周囲:235.20km
貯水量:275億m3
最深部:103.58m
平均水深:41.20m
(びわ湖、長浜沖、沿岸に見える山は「山本山」 ほんとの名前です)
びわ湖の湖底は、深いところで100メートル近くあり、
水中の酸素は、春から秋の終わりごろにかけて
生物が消費するなどして濃度が低くなります。
しかし、冬の水温の低下や季節風の影響で酸素を含んだ表層の水が湖底まで沈む
「全循環」が起き、生物に必要な酸素を供給していて、この現象は、
「びわ湖の深呼吸」とも呼ばれています。
もっと早くに、書きたかったのですが…
3月14日、びわ湖の表層の水と湖底の水がしっかりまざり合う
全循環が確認されました
「びわ湖の深呼吸」 と呼ばれていますが、好きですこの表現
「全循環」 は
湖底まで酸素が行き届く、年にいちどの貴重な現象で、
今年は暖冬の影響で遅れていました
計測したのは、「琵琶湖環境科学研究センター」
計測場所は、高島市今津沖 「第一湖盆」
これは、北湖の最も深い一帯のことです
そこの水深90m地点の水とびわ湖表面(表層)の水を比較し
濃度がほぼ同じ値であることが確認されました
これが判断基準だそうです
( 湖北の長命寺山から見たびわ湖 2015.11.5)
↓ こちら、京都駅から近い辺りの京都疏水です
びわ湖の水が京都の南へ伏見辺りまで流れて行きます
疏水にかかる一乃橋から北を向いてます
西側には鴨川が並んで流れています
びわ湖は生活用水となるだけではなく
瀬田の唐橋、この周辺は
関西の大学のボート部の練習場となり久しいです。
この瀬田川は、唯一びわ湖から流れ出ています
(人口の川なら疏水も流れ出ます)
びわ湖は比良山地、伊吹山地、鈴鹿山脈に囲まれ、
その山々の湧水が川となり流れ込みます
霊山として有名な比叡山の湧水も琵琶湖に注いでいます
関西の水瓶、びわ湖は今日も元気です (^^♪