このところ、いいお天気が続いていましたが、昨日は雨でした。
この日一日だけ雨…
選りによって…
吟行でした。
日頃の行いは皆、良いと言ってるのですけどね~
気を取り直し、
雨の近江八幡も風情があると、まずは自由行動で
「八幡堀」 「商人の町並」 「日牟禮・(ひむれ)神社」
などを散策です。
八幡堀
桜は散って、川沿いの石畳は、”桜しべ降る…” で、
もうじき菖蒲が咲きますね♪
いつもはとても賑わっているそうですが、やっぱり、
雨のせいと、平日のせいと、でしょうか?
静かでした。
八幡商人の町、商家が続きます。
粋な板塀 見越しの松に
あだな姿の洗い髪…の女性はおられませんでしたあ~
凝ってます
遠くの山は、「八幡山」
秀吉の甥(後に養子)の豊臣秀次の「八幡山城」の跡がほぼ山頂に残ります。
秀次が、「八幡堀」を水運に生かし、城下町として発展させ、また
商業都市としての礎を築きました。
商家はどこも、見越しの松があったり、うだつが上がっていたり立派な構えです。
向かって左側は 「旧西川家住宅」 (重要文化財)
ここは「大文字屋」という屋号で「蚊帳」や「畳表」の商いを始めた近江商人の家です。
江戸時代から続いていましたが、昭和5年に子孫が絶えてから、
土地建物は市に寄贈されました。
現存する建物は宝永3年(1706)に建てられたものです。
(今のふとんの西川さんとはまた別の家系です)
庭に建つ土蔵 (重要文化財)
珍しい3階建てです
台所(土間)から右手は座敷、帳場も昔の形で残されていました。
端午の節句も近く、鎧兜の飾り付けも立派で、
神功皇后と武内宿禰(たけうちのすくね)のお人形も、二種類ありましたが、そのうちの
まあまあ撮れてた方を(スマホにて)
神功皇后は武内宿禰の助けを得て、新羅国を攻め、これを従わせたといいます。
展示物のひとつ、蚊帳です
畳表を織る機械 (郷土資料館にて)
ここの西川さんも、布団の西川産業さんも、始めはこの「蚊帳」と「畳表」の商いから
始まったのでした。
近江商人は地域により
「日野商人」 「八幡商人」 「五個荘商人」
に分類されますが、八幡が代表的な近江商人だそうです。
こんな調子で散策してるもので、私とあと女性一人、
昼食の集合場所に着いたのが最後でした。
でも、遅刻は全くしていなかったのですよ。
雨で、みんな早々に屋根の下で休みたかったので、
早くに入っていたのですよ。
それで、待ちかねて外まで迎えに来てくれてました。
(たねやにて)
おいしそうな近江の名物づくしは、ほんとにおいしかったです♪
あ、蕗だけ少ないですが、思わず食べてしまったからです。
食事が終われば、恐怖の句会。
見学に一生懸命で、まだ何も…
一から始めないと。
みんな、涼しい顔してお茶を飲んでいたので余計に焦って(・。・;
ということで、あとは野となれ山となれ!
四苦八苦の末の、二句。
互選の結果は…