月に一度のカルチャークラブ
11月は、組紐体験と京都御所散策でした
組ひもは以前から一度してみたく思っていました
場所は、安達くみひも館 : 出水通烏丸西入る
京都御所の西側にありました
そんなに大きな会館ではないのですが、
2階に通されると、
ズラ~ッと、組紐の台が並んでいました
この仕組み、テレビで見たことありましたが、
もちろん使うのは初めて、上手く出来るだろうかと少し心配に
これが私の使った台です
真ん中のおもりの上に繋がった部分がこの時組み上げた紐です♪
これで、4色の糸の束を組んでいった訳です
糸の巻いてあったコマは中心に金属がはめてあり重くしてありました
この重みに任せて糸の束をピンと張りながら組んでいきます
問題は、互い違いに交差させていく時、
次に動かすコマ(糸)を間違えないことです
慎重に慎重にしていたら、皆に置いてかれました(^_^;)
皆、速い速い
わずか20センチ程しか組まないので、急ぐのがもったいなくて…
ギュッと固く組んだものが出来ましたよ♪
会館の方が、ストラップの金具を付けて仕上げて下さるそうで、
いつ届くのか、待ち遠しいです
あと、1本や2本、組みたかったなあ~
私達が組んだのは、一番単純な組み方で、複雑のになると
糸の束の数もドオ~ンと増えます
職人さんは、こんなに複雑でも次に動かす糸を間違えないのですね~凄い!
体験したあとだけに、この凄さをひしひしと感じました
この京くみひもは、平安時代よりある伝統工芸品です
*奈良時代: 唐に、工芸組紐の技術を学ぶ
当時のものは、正倉院などに残る
*平安~鎌倉時代: 組紐はさらに優雅なものになっていく
用途も服飾に付随するものや、巻物、箱類、楽器、調度品と拡がる
室町時代: 茶道の隆盛に伴い需要が増えるが、比較的渋いものになる
江戸時代: 庶民にも広がり制作も盛んになり、
用途も増え、台の種類も増える
組ひも体験は、あっという間に終わり、次は
すぐ近くの護王神社へ行きました