8月6日、大津琵琶湖岸にて、
この花火は、ちょっと変わっています。
花火が尾を引くのは普通ですが、なぜか火の着いたリボンが、
空中に留まっているようでした。それは最後のほうに起こります。
う
五山の送り火、大文字の点火から遅れること10分、
「妙法」 に火がともります。
「妙」 の字は、「松ヶ崎西山~万灯篭山」 に、
「法」 の字は、「松ヶ崎東山~大黒天山」 と二つの山に点火されます。
「妙」 と 「法」 の字体が違うんですよね。
「法」 は角々とした感じですし、「妙」 はさらさらとしなやかな字体ですよね。
私は、「妙」 の雰囲気が好きかなあ~(^^♪
「妙法」 は法華経の「南無妙法蓮華経」 の「妙法」。
「妙」「法」 は互いに相反する意味を持たせることが多いとか、記されていますが、
難しくって私には、よく分かりません (^_^;)
そして、8時15分、「衣笠大北山」 の 「左大文字」 に点火されます。
同じく、8時15分、「西賀茂明見山」 に「船形万灯篭」
最後に、「嵯峨鳥居本曼荼羅山」 に「鳥居形松明」 が点火されます。
当日は、賀茂大橋、船岡山、吉田山、京都駅ビルなど、大勢の人が、
この送り火を見て、壮大な京都の行事を堪能したり、
手を合わせて、亡き人の御霊を見送ったり…。
勢いよく燃え上がる送り火も、次第に火の勢いが衰え…、
その後には、行く夏を惜しむ何とも言えないさびしさが、ふっと心をかすめます。
さあ、今年の送り火、雨の降らないことを祈ります。
口を開ければ、『暑いですね~』 ばかりです。
なんだか、このままずうっ~と暑い夏のままの様に思えるのですが、
もう、すぐそこまで秋が来ているんですよね。
暦を見てみましたら、あしたはもう「立秋」。
この暑さもきっとあと少しの我慢だと思います。
そんな京都では、夏の大きな行事 「五山の送り火」 が8月16日にあります。
京都の町をとり囲む山々に壮大な送り火が燃え上がります。
これだけ有名な行事でありながら、そのはじまりがはっきりしていません。
平安時代に弘法大師が始めたとも、室町時代からだとも諸説あるそうです。
「五山の送り火」 盂蘭盆会(うらぼんえ) 、この世に帰って来た亡き人々の
魂が再び冥界に帰っていく、その暗い夜空にともす送り火なのです。
今は「信仰の火」 というより「観光の火」 の感が強い様です。
「五山の送り火」 を 「大文字」 と呼ぶこともあるのですが、
東山連峰にある如意ヶ嶽(大文字山) は一番大きくて
夜8時、一番初めに点火されます。
「大」 の字は、山の中腹七千坪ほどの所にあり、第一画目が80m、
二画目が160m、三画目が120mあります。
その文字の上に火床が合計75か所。そこに松割り木を井桁に積み重ね、
その間に松葉を入れます。
「大」 は仏教では人の身を表わします。
器の中で「大」の字が映った水を飲むと病気にならないという言い伝えもあります。
さて、その後に北山を東から西に向けて、「妙法」「左大文字」「船形」「鳥居」 と
点火されていきます。
京都の人びとは、送り火に手を合わせ、御先祖様を送ります。 つづく、かな?
大雨と、酷暑に見舞われた7月、気付けばもう8月に変わっていました。
まだまだ、酷暑が続きそうです。
さて、「事業仕分け」 という言葉がすっかりお馴染みになりましたが、
実は、今住んでいるK市で8月に行われる「事業仕分け」 の、
「市民判定員」 に選ばれました。
無作為抽出です。断ることも出来ましたが参加する方を選びました。
7月26日には、事前研修として「模擬事業仕分け」 に参加してきました。
実際に議論に参加する人は、
「自治体の職員」 と 「仕分け人(事業仕分けチーム)」 で
「市民判定員」 は、議論には参加しませんが、その様子を全て見て、
「評価作業シート」 を記入、提出するというものです。
本番まであと20日間程ですが、またとない機会ですので、体調管理をして、
元気に出席したいなと思っています。
9:00から5:00までと、8時間もなんて、眠たくなりそう…(^_^;)