わが横浜市が、世界のメガロポリス東京を抜いて日本一の物価高という不名誉を受けてしまいました。業者間の競争がゆるいのか、市民の収入が比較的高く無頓着なのかわかりません。私の住む私鉄沿線は住宅開発もしており、系列商業施設は殿様商売でもやって行けるのかもしれません。しかしいずれはこの厳しい賃金の推移から住民に見抜かれてしまうことでしょう。
収入に見合う支出にするのは家庭として当然のことですが、生活水準を落とすことはなかなか実行し難いものです。周囲へのミエや生活習慣もあり、交際費やお酒や食材や嗜好品を節減するのは結構ハードです。しかし、日本の財政のように税収を遥かに越える支出を借金で埋めるサラ金生活はじき破綻するのは当然です。正気に戻り欲望を野放しにせず、小欲知足の暮しに直しましょう。
ギリシャの二の舞にさせない日々の実行が私たちに求められています。バブルは当然に破裂します。収入以上の生活は破滅への道ですもの。