四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ぼたん

2006-04-30 19:13:08 | 生かされて今日
 下総中山にある法華経寺へ初めて参上しました。日蓮聖人の武家の有力信者、富木常忍が自宅を寄進したお寺です。日蓮聖人自筆の国宝「立正安国論」と流刑地佐渡で書かれた「観心本尊抄」が遺されている大寺院です。聖人の信頼の厚い武将だったんですね。
ぼたんの花が盛りでした。
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慶応高校

2006-04-29 19:06:25 | 生かされて今日
 ♪足長の虫のホバリング春季戦   駿
神奈川県高校野球の春の大会、準々決勝戦です。慶応高校の応援はさすがに伝統を感じさせる力強さとスマートな校風を発散しています。春しぐれで浮き足立つ生徒を、応援団長が励ましの絶叫で盛り上げています。この試合辛勝して、次はこの春全国制覇の横浜高校戦。第一試合の横浜高校は頭ひとつ抜ける長身大型選手ばかりで、2ホーマーなど当たりは痛烈。高校生離れしています。
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ロダン

2006-04-27 05:47:28 | 生かされて今日
 「カレーの市民」像の解説が大原美術館のWEBでなされています。上野公園の春の空と若葉が悲しみの像にかかります。ロダンはパリ国立美術学校の入試に三度も落第したとは親しみが増します。
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春祭・・路上ライブ

2006-04-26 09:33:42 | 生かされて今日
 横浜はジャズの街、壮年いや青春の路上ライブの風景です。BGMはジャズの縄のれんもいいですよね。聴き入る女性の腕や脚がリズムに乗っていました。音楽は万国共通、渡り鳥にも国境はありません。無関心な政府・外務省のせいでもありますが、島国の周辺の領土に土足で上がりこむナショナニズムはいかがなものか。異国と陸続きの欧州では、百年の日常茶飯事らしいですが。気長に解決するしかない。
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春祭・・将棋

2006-04-25 08:01:16 | 生かされて今日
 横筋に人だかり、皆の視線が将棋盤に集中しています。まわりのお祭顔とは違って真剣な姿に何か人間の尊さがにじんでいるようでした。子供達に教えてあげたい遊びの一つですよね。負けることもあることを教えたいです。負け方にも品があると人の器を感じますもの。
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春祭・・似顔絵

2006-04-24 06:20:11 | 生かされて今日
 似顔をスケッチしてもらっています。お祭にふさわしくのどかで平和な景です。一瞬にして人の特徴をつかまえるのでしょう。縄文系(昔の大関・朝汐太郎似)かな弥生系かな。縄文人は丸くおだやかで、弥生人は差別闘争的だそうです。我々現代日本人はその混血、ハイブリッド型とか。
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春祭

2006-04-23 19:03:41 | 生かされて今日
 横浜野毛大道芸へ初めて出かけました。「野毛の山からノーエ」のノーエ節は、明治のはじめ横浜に駐屯した英仏軍隊の訓練の様子をうたったものだそうです。野毛坂から吉田町までの通りが歩行者天国となり子供心に帰るお祭です。見慣れた方は人だかりから見るための三脚台を持参したり、潜望鏡みたいなものを手にしています。
ロンドンやパリの地下でパントマイムや演奏に驚いたことがありました。外人はチャメッケがありますね。
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修学旅行

2006-04-23 07:39:35 | 生かされて今日
 上野公園の西洋美術館前の修学旅行らしき風景です。最高の季節には新学期の勉強の方がふさわしいのでは・・・。生徒をコントロールすべく先生も懸命。子供達は21世紀の国の主役、つつがなく育って欲しい。
天台の宝を上野博物館でゆったり鑑賞。伝教大師がもたらした天台大師ちぎ(小釈迦と称された中国の高僧。聖徳太子と同時代。)の法衣(ほうえ)には大いに感動。絹に細かい刺し子で、なにせ随時代の服ですから。
仏教の三大霊山は、インドの霊鷲山(りょうじゅうせん)、中国の天台山、京都の比叡山です。大乗仏教・法華経は、釈尊→天台大師→伝教大師最澄の法流と云われています。
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太陽の季節

2006-04-21 08:55:09 | 生かされて今日
 今から半世紀前、昭和30年の芥川賞は石原慎太郎(東京都知事)の「太陽の季節」。映画は石原裕次郎のデビュー作、田舎にいた少年の私にはポスターでさえ刺激的でした。世間からはどぎつい性の退廃と反発もありましたね。今から思えばほほえましい。
逗子の海岸に記念碑が立っていました。
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ずぶり感光

2006-04-18 19:46:28 | 俳句
 かえでの若葉がうつくしい。紅葉(もみじ)の秋もいいけれども、青カエデの新緑は身を染めるようです。今花も咲いていますが小さくてジミ、淋しい花です。
 ♪総身をずぶり感光青楓   駿
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愛子さまの海

2006-04-17 21:45:37 | 生かされて今日
 葉山御用邸まえの海、引潮のおだやかな春の海でした。まさに『春の海ひねもすのたりのたりかな』蕪村。近くの海辺ではヒジキを干していました。山にはウグイスの声、ツバメも飛んで来ました。石原裕次郎のヨットハーバー、裕ちゃん灯台も近い。
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昭和20年4月7日

2006-04-16 19:02:56 | 生かされて今日
 水上特攻「第二艦隊」の壊滅的被害は戦艦大和のほかに、巡洋艦1隻、駆逐艦5隻が東シナ海に沈没。3721名が戦死されたとあります。戦艦大和の艦長は、長野県出身の有賀幸作海軍中将で、艦橋のコンパスに身を縛り巨艦とともに沈まれたそうです。享年49歳の若さです。今日のテレビで、結婚してわずか28日で出撃し戦死の奥様の洋上慰霊祭の様子が映り涙しました。現在の平和の人柱です。海にジャングルに陸地や川に英霊は安らかに眠れるでしょうか。
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つやの俳句人・藤田湘子

2006-04-15 08:09:24 | 俳句
 小田原の藤田湘子は、辛口の評とダンディな出で立ちの人気俳人でした。こうしてこうなるの「因果関係は俳句の敵だ」、「孫俳句は駄目が多い」「それがどーした句」など的確、シャープな言が記憶にある。
『筍(たけのこ)のわらわらとある廃寺かな』湘子
♪「ダンディーに春を小脇の湘子逝く」 句友 谷 多骨氏
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新宿西口

2006-04-13 18:02:21 | 生かされて今日
 6年ぶりに新宿で下車して、おのぼりさんでした青春の街を散策しました。やはり先ず行くのは西口の飲み屋街、一膳飯の通りです。トン汁のめしをよく食べました。突き当たりのペット店、小便くさかった裸電球の東口へのトンネル。小田急デパートの開店セールで、草色横じまのコートを奮発した。東大のダンパー好きの友人が貸せと着てゆきましたなぁ。サンプク会館やコマでダンスパーティばやりでしたな。京王線は地上を走り踏切がありました。淀橋上水道の址は今や摩天楼林立の地です。靖国通りには路面電車でした。三平食堂は健在でしょうか。早慶戦の夜は、早稲田のOBがあふれてお相伴に預かりました。このたびは歌舞伎座周辺のギンギンの騒音にこずかれて一目散に退散しました。
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よざくら

2006-04-11 20:00:39 | 俳句
 ♪うるほひを空にたたえて夜のさくら    駿

61年前の4月7日は、戦艦大和と2000名余の地獄、戦没の日でした。わが生を支えた両親と目には見えないが、ひと知れず戦没された名も知らぬ先輩たちの霊に感謝いたします。沖縄や本土の空襲に焼かれた方々の霊の安かんことを祈念いたします。
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