四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

野村克也さんの言葉に学ぶ

2020-02-23 18:44:29 | 生かされて今日

〚心が変われば態度が変わる。態度が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば 運命が変わる。運命が変わると人生が変わる〛

 過日惜しまれて亡くなったプロ野球界の巨人・野村克也さんの言葉で
す。三冠王、本塁打賞など多くのタイトルを取り、監督としては若手選
手を飛躍させ、戦力外となったベテラン選手を再生させた名伯楽でも
ありました。現プロ野球界の監督コーチの指導者に彼の薫陶を受けた
人材が連峰のように遺されました。
人を育て人物を遺した人は最高の人生といえましょう。
 私たち凡人はいやな環境や自分にさからう他人を変えようとしますが
無駄なのです。「自分が変われば相手が変わる」という法則は釈尊の説
かれた縁起観からきているそうです。
鎧のような堅い先入観、既成概念を打ち壊して、新しい人生、句境を
拓くには自分を壊し、「自分が知らない新しい自分」を切り開く努力が
必要だと思い知らされました。

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エゴの蔓延する地球を変えよう

2020-02-01 08:34:45 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

〚中世がローマン・カトリックによる絶対支配の時代だとすれば、近代は科学的な合理主義が絶対とされた時代といえましょう。近代の社会は、科学こそ人間に幸福と豊かさをもたらしてくれるものと疑うことのなかった社会ともいえます。
 ところが最近になって、「果たして科学万能主義で人間が幸福になれるだろうか」という疑問が、顕著に表に現われてくるようになりました。そうした疑問を抱かせる原因はさまざまありますが、地球上の資源が有限なのに人口は増加する一方という難問を抱えて、地球を管理する必要性が痛感され、世界共同体の建設といった意識が芽生えはじめたのも一因でしょう。
 現実にそうした社会体制が出来上がるのには百年から二百年はかかりましょうが、そこに至るためには、人間のエゴイズム、国家のエゴイズムをどのようにして超克(ちょうこく)するか、その関門を突破しなければなりません。
 その意味で、まず宗教界が宗派エゴを捨てて互いに協力し合い、その姿をもって、人びとにそれを示さなくてはならないと思うのです。そうした大きな観点に立つことができなくては、人類全体の幸せ考える宗教者とは、とても言えません。
                 庭野日敬著『開祖随感』より

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