四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

甲子園に東海大相模高校

2014-07-31 20:58:11 | 生かされて今日

 全国で最も厳しい高校野球激戦地区で約200の野球部が激突する神奈川大会は、常勝横浜高校を執念で破った東海大相模高校が甲子園球場への切符を手に入れました。

力のある4人の投手を育てたことが成功したようです。この炎暑の中、体力ある打者にま向かうエースひとりでは優勝戦まで勝ち残れません。リリーフ投手の存在が必須です。

私は地元、横浜高校に期待しましたが甲子園への意欲と、前年負けた横浜高校への屈辱を晴らさんとする東海大相模高校のひたむきさが勝利しました。

まさに甲子園球場への執念の差といえましょう。ただ、全国から力ある中学生を、ニューヨーク・ヤンキースや読売巨人のように金力で掻き集めるのがはたして高校野球になじむのか許されるのか疑問です。事実上ほとんどの公立高校が甲子園へ勝ち進むことは困難である。

しかし、打ち負かされた挫折の涙の中に人生へのたくましき心構えが生まれることは間違いがないし好ましい教育となります。

 我がふるさと鹿児島県からは鹿屋中央高等学校が初出場、大いに健闘を祈ります。鹿児島市から見て桜島の裏側にある鹿屋市は海軍特別攻撃隊の特攻基地で、知覧の陸軍航空隊よりも多くの戦死者を出した恨みの地であります。八月はまさにお盆、甲子園球場に英霊の声援を聴いてキバレー。物怖じするな。

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残酷野蛮を未だ続けるのか

2014-07-22 10:19:57 | 生かされて今日

 ブラジルで開催されたサッカー世界大会は、ドイツが金のトロフィーを獲得、世界の頂点を極めました。民族や宗教間のイザコザはミサイルや戦車や機雷、大砲や自動小銃の軍事力つまり暴力で決着を図るべきではないのです。大昔から人類は棍棒で殺しあって来ました。宇宙へ人を飛ばせる時代になっても、あいも変わらず人殺しが流行り出しました。ロシヤはウクライナに侵入して昔のナチスのように領土を分捕りました。この度のシンガポール航空機の撃墜は300人の無辜の民が殺されました。誠にむごたらしい凄惨な事件です。

イスラエルはガザにて地上戦を継続中、イラクでは同じ宗教の仲間割れで殺し合いをしています。中国は公海の南シナ海で油田採掘や土砂を積み上げて領土を拡大、ベトナムの監視船へ体当たり攻撃をしています。尖閣列島近海での武力による威圧、漁船の体当たりや自衛隊機への異常接近、護衛艦へのレーダー照射などむき出しの牙を向けています。

いったい人類は何度殺し合いをすれば気が済むのでしょうか。暴力に対して暴力で対抗する試みは破綻しているのに、まだ集団的自衛権で戦争が回避できると智慧のないことを言い立てています。暴力で抑止力が高まらず、逆に憎しみと恐怖心を煽るだけだ。平和の党を称するある党は、おのが権力維持のために戦争リスクを国民に背負わせました。

釈尊のお言葉(法句経)をお読み下さい。

『うらみなきによりてのみ

うらみはついに消ゆるべし

こは変わらざる真理なり』

太平洋戦争後、セイロンはこの言葉から対日賠償請求をしませんでした。合掌

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女性蔑視の罪

2014-07-09 22:26:14 | 生かされて今日

 東京都議会の自民党議員某センセイが、たいせつな議場において質問中の女性議員を揶揄するヤジを飛ばしました。指摘されるとすまして知らぬ存ぜずと嘘をつき、逃げきれぬと知るとシャーシャーと謝りに出向く。この厚顔無恥、貧しい品格が議員バッジを付けて居るなんて国民として恥ずかしい限りだ。

 労働力が減少し世界での飛躍的な発展が厳しい日本で、ねばり強くて潜在力豊か、教養とスキル豊かな女性のパワーは絶對に欠かせません。ECの有力女性指導者レガルドさんもおっしゃっておられました。ぼんくらなこの議員よりも結婚、子育てで家庭に眠る財産の価値は段違いなのです。

男性優位のおごりは時代錯誤、アナクロである。

一方、なんとかAKB少女グループの人気投票がどのこうととバカバカしい企画をテレビが騒いでいます。これも女性蔑視の典型である。若いをんなを「経済的儲けの道具」にしています。

をんなは若くて可愛くて愛くるしければいいという、男の金儲け主義、利己主義の差別も甚だしい行為である。女性の素晴らしさを商業主義的な賞品におとしめています。をんなはブスでは生きていけない差別心の最たるものです。多数の傷つけられる少女の心にどうして思いが行かないのか驚いております。

良識あるはずのマスコミ人が何故にこんな低劣な人間差別企画に異を唱えないものですね。

女性は肉体構造上受け身の身であり、突進する男性こそがその操を、品格と教養とで守るべきだと聞きました。男性諸君、女性奥様ご夫人を守るのはおとこの使命なんですと。

 

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2500人の菩薩集まる

2014-07-01 06:01:12 | 生かされて今日

 立正佼成会横浜普門館(西区北幸2-7)に神奈川県下9教会の壮年部が参集しました。お釈迦さまの法華経の教えを暮らしの中で実行する在家信仰の旦那さん達です。

様々な仕事、経験を経て鍛えられたベテラン信仰者ばかりで頼もしい限りです。ご夫婦で仲良く参加の紳士もおられます。ご本尊の釈尊のみ前の1階法座席はぎっしり、2階法座席と4階大ホールにも壮年達がひしめきました。

 黒岩神奈川県知事の励ましの挨拶があり、銀行の支店長をしている仲間の体験説法、ついで東京工業大学教授の上田紀行先生が登壇、「今を生きる」をテーマに熱弁をふるわれ感動しました。還暦を過ぎた皆さん方は自分の利益のみの生き方から他に尽くす大道を歩みましょうと。ダライ・ラマ師との対話から、因縁果報を信じて「よき種をまく生き方」を勧められました。

『ただまさに深く因果を信じ、一実の道を信じ、佛は滅したまわずと知るべし』とお経にあります。佛は滅したまわずとは、常に釈尊が自分を支えておられることを自覚することです。

 善因善果、悪因悪果の法則は長い目でみると、誰にでも余さず適用されますから、明日のため将来のためによき種をまく人になりたいものです。

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