四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

恐ろしい中国共産党

2020-09-29 06:06:50 | 生かされて今日

 朝日新聞の情報(9/28)によれば、ウイグル族の人々に対して思想教育を徹底するよう習近平主席が厳命したという。

「中華民族共同体の意識を心の奥底に根付かせよ」、「正しい国家観、歴史観、民族観、文化観、宗教観を確立」させる思想教育を強化するというのだ。

誇りある伝統歴史を持つ異民族に対しての驚くべき蛮行である。まるでナチス党のヒトラー総統ではないか。70年前の日本帝国、憲兵がのし歩いた我が国の恐怖を思い出させる。

 人々の心の中にまで銃やこん棒や手錠、拷問など乱暴極まりない国家権力・暴力の手を差し込んで、共産党一党支配を徹底するのは異常、異様な国と言わざるを得ない。

「イスラム教の中国化」とは信仰の自由さえも許さない牢獄を正当化する。

 最近香港の無防備の民主派の若者に浴びせている武装警察隊の暴行暴力と同じである。「香港には三権分立は無い」とナントカ女性長官が公言した。

こんな異質異様な国の習近平主席を国賓として新天皇、新総理に会わせるなんて反対だ。いくら経済、お金のためとはいえ世界の安寧のために訪日要請を断れと言いたい。権力者の暴力は金輪際ごめんだ。

日本共産党も中国共産党との違いをアピールすべきだ。

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子どもの幸福とは

2020-09-11 10:28:48 | 生かされて今日

 ユニセフの調査によれば、世界の「子供の幸福度ランク」で日本は総合20位に後退したそうです。前回の調査(2013年)では6位でした。

現在のパンデミックの影響が加われば更に低迷するでしょう。学習塾の繁栄する学歴偏重、物持ちと金持ちとがものをいう大人の世相ですからさもありなんです。

こころざしが有名大学から大企業への就職ではね。また楽に金もうけする立身出世では。自己保身の政治家や高級官僚を見れば情けないですね。

 測定項目の「体の健康」の面では輝く第1位、トップです。ところが、「精神の健康」ではなんと37位、勉学の「スキル」では27位。総合すると20位だそうです。世界に飛躍せんとする留学生希望者も減少し、青白きがり勉では世界に対抗してゆけません。

世界経済の伸びしろでもおいてきぼりをくらい、大学ランキングや特許取得でも世界に後れをとっています。国内でぬくぬく生きていた政治のつけが噴出しているんでしょう。食事もろくに取れない学童もいて私ども大人のせいです。子供たちに大きなまともな夢を持たせる仕組みを作りたいものです。

 

 

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一の矢は刺さっても

2020-09-07 11:55:06 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『人の苦しみの大部分は、この先どうなるか分からない、という不安感がつくりだすものといっていいでしょう。

 たとえば子どもが四〇度もの熱を出してひきつけたりすると、「もしものことがあったらどうしよう」と動転して悪いほう悪いほうへと考えてしまいます。「いや、心配ありませんよ」とお医者さんが診断してくれると、とたんに苦しみは半減します。

 個人のことだけではありません。いま社会全体が大きな変動期に直面して、さまざまな不安が次々と起こり、お先真っ暗の思いでいる人が、たくさんいます。

 お釈迦さまは、「教えを聞いた者と聞かない者との違いはどこにあるのですか」と問われて、「苦受の第一の矢を受けた上に、嘆き悲しみ混乱して第二の矢を受けてしまうか、一の矢は受けても第二の矢を受けることがないかの違いである」と教えられています。

 第二の矢は、自分の不安がつくりだすのです。どんな事態に対しても、その苦をまっすぐに見すえて心を大きく揺るがせることがなければ、かりに第一の矢を受けても、傷はごく浅くて済みます。受けた矢を逆に飛躍の契機にしていくことができるようになるのです。』

                     庭野日敬著『開祖随感』より

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