6月1日さつき晴の横浜にて「あかざ俳句会」の大会を開催しました。令和元年早々の大会です。池田恵美子主宰のご挨拶から、「あかざ賞」と「新人賞」の贈呈に進みました。
あかざ賞は秦野市の飯塚京子さんが、新人賞は横浜市の樋口眞由美さんが受賞されました。
「泣きやみし嬰の目まるく蝶を追ふ」 京子
「鈴虫の声の出迎へ鄙の宿」 眞由美
続いて通信句会の表彰に移りました。互選による高点句は次のとおり。
星一つ小枝にかかる余寒かな 美津子
痛む手を先に通して更衣 ハル子
ねんねこの手足よろこぶシャボン玉 治子
薫風のめくる未来図令和かな 英子
新涼や少年風を残し行く 栄之
望郷の無住寺まもる新樹かな 道子
夏蝶の影一つ置く童子仏 翠
ぶらんこや前頭葉が弾みだす 駿
ともに老ゆ町一閃の初燕 教子
避難解除机五つの新入生 洋子