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四季の歌と暮らす
年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。
信じること
2006-11-30 06:05:56
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生かされて今日
『たとい法然上人にすかされまいらせて、念仏して地獄におちたりとも、さらに後悔すべからず候』
親鸞は29歳のとき比叡山を下りて六角堂に百日こもり、聖徳太子の夢告を受けて法然上人を尋ねます。師匠法然源空への帰依の真心がほとばしるお言葉である。
親鸞上人に紅葉が映えます。
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ふるさとの鶴
2006-11-29 05:16:46
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生かされて今日
鹿児島県出水(いづみ)ではシベリアからの冬の使者・鶴が一万羽以上飛来しているそうです。それも「十年連続」で万を越し、めでたい兆しと喜んでおります。
日本では古来鶴と亀はおめでたい象徴です。わたり鳥にはせせこましい国境はありません。目をそむけたくなる事件や汚職、爆弾や地雷のむごい人間の仕業にはうんざりしますね。世界の平和は先ず自分自身の心の持ち様、家庭家族から創るべきでしょう。
♪不知火の闇に目覚めて鶴のこゑ 上野さち子
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山もみぢ
2006-11-27 07:38:08
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生かされて今日
近くの公園に一段と美しいのは山紅葉、小学生が書いてくれた紹介の札がかかっています。福井県に多い木と書かれています。高地の紅葉は更に素敵な発色で驚かされます。
山紅葉は日本に生まれてよかったと思わせる神様からの贈物ですね。
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犯罪被害者の叫び声(その3)
2006-11-26 07:50:01
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生かされて今日
沖縄県波照間島への旅行中に殺害された門田久美さん(26歳)が、親御さんに遺された言葉です。親兄弟、周辺の心の傷はいかばかりか。嗚呼、安らかにお眠り下さい。書は飯村蒼丘さんです。
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被害者の叫び声(その2)
2006-11-25 20:14:01
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生かされて今日
オウム真理教の悪魔達に殺された坂本 堤弁護士の妻都子(さとこ)さんの幼き頃の言葉です。書家の飯村蒼丘さんが「天国からのメッセージ」展で鎮魂をこめて訴えておられます。捻じ曲がった病める国を建て直せねばならない。負の遺産を孫たちに押し付けることだけは避けねばならない。
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被害者の叫び声
2006-11-24 04:41:25
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生かされて今日
横浜駅西口にある横浜普門館で書家の飯村蒼丘さんの書が展示中である。いじめや犯罪により亡くなった方の「いのちの叫び声」を彼女が美しい書にしている。あの世から命の重さを訴える言葉に涙が止まらない。北朝鮮拉致被害者やオーム真理教被害者の支援もされています。
加害者の裁判や弁護の情報が多いけれど、被害を受けた方の家族や多くの周辺の精神的な傷はえぐられたままである。マスコミは他人事で、身体の傷のみを云うが心の傷のほうがはるかに大きな痛みなのだ。
15歳の岡崎君はいじめにより殺された中学生です。合掌
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銀座
2006-11-23 07:37:52
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生かされて今日
先輩の同人が第二句集を出し、銀座の画廊でクロッキー展を開かれているので友達と見てきました。芸大出の画家の句集は裸婦の速写をちりばめてとても個性的。
美大出の友達も刺激を受けていました。ハードカバーの俳句だけの句集は正座しないと読みずらくて固い。幸いに画家ご夫婦にも会えました。
帰りに文具の老舗、伊東屋に寄り粋な千代紙やクリスマスカード、カレンダーなどを見て楽しみました。やはり銀座は「粋」、洗練されている街で目の保養になりました。
二時の銀座四丁目はもう日が傾き始めて冬の兆しです。
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自転車の効用
2006-11-22 07:56:09
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俳句
♪船笛の風の来る丘冬ざくら 駿
自転車のある暮らしを始めると色々身近な発見が楽しい。先ず新しい道を町に発見、路傍の家並みや草花が新鮮だ。また、横浜は坂道が多いので道の高低が大いに認識されます。車の暮らしでは気付かない土地の傾斜や川や丘の位置気などの発見があります。戦国時代の陣屋址はなぜここを選んだのかも納得されます。川沿いに走るのが自転車にベストです。息がきれるのが血圧によさそうです。
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箱根八里
2006-11-21 05:41:57
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生かされて今日
「箱根の山は天下の険」とうたわれる箱根八里は、小田原宿から三島宿まで32KMの難所でした。その上、江戸城を防衛するために「入り鉄砲に出女」をあらためる関所が旅人を監視します。三勤交代の行列も大変な苦労をしたでしょうね。
杉並木は樹齢350年、現在400本が健在ですがだいぶ弱って手入れがされている由。国の指定史跡です。
それにしても一日で32KMの山路を走破する古人の力には恐れ入ります。足にはくのは草履(ぞうり)ですよ。三度笠の飛脚が飛んで行きます。
なお、江戸と京の間を毎月3回往復した定期便の飛脚がかぶっていたので三度笠と云うそうです。
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芦ノ湖
2006-11-20 18:33:53
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生かされて今日
神奈川での初紅葉は箱根からです。芦ノ湖遊覧の海賊船が元箱根に到着しました。深い湖底では40メートルもあるそうです。
かつて旧東海道を登った日は小型モーターボートの大会らしく轟音と紫煙が取り巻いていました。寒そうなので乗船せず、箱根神社を参拝しました。昔、平家打倒の兵を挙げた源頼朝は小田原近くの石橋山に敗れて、しばらく箱根神社にかくまってもらいました。二所詣とは鎌倉将軍がここと伊豆山神社とを参拝するならわしのことです。
中国からの旅人が多い日でした。
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箱根のもみぢ
2006-11-19 07:37:57
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生かされて今日
芦ノ湖の元箱根周辺を散策しました。うす曇で標高800Mは襟を立てる冷たさでした。南国育ちの五体がこわばって、ロボットのようでした。残念ですが富士の勇姿は雲の中で遊覧船は元気に行き来しています。今回は横着してバスで登りました。昔の人は誠に健脚、脱帽します。小田原宿を早立ちして夕方には三島宿へ越えたそうです。
旧東海道の杉並木は芭蕉翁も西郷さんも歩きましたがまさに天をつく大杉です。旅人に日陰を与え防風の役を果たした由。恩賜箱根公園の展望館で弁当。もみぢに佇んでは日本人であることを実感しました。中国人の旅人が多くいました。
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郁子(むべ)
2006-11-16 04:18:31
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俳句
いく子さんじゃなくて「むべ」、甘い野性的な秋の果物です。かっこうがユーモラスでふるさとの鹿児島でスプーンですくって頂いた記憶があります。少年の頃はその辺にブラ下がっていました。
紫色ののアケビはザクロのように熟れると割れますが、むべは割れることはありません。鹿児島の吉野町に居られた伯父さんの庭にゆれていたなぁ。
♪郁子の実や庭から入る母の家 金子きくえ
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防衛大学校その2
2006-11-15 18:43:24
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生かされて今日
6人か8人毎の部屋の寮生活は1年から4年生まで混じる組み合わせで、6時半の起床から消灯は22時半の規則正しい学生生活の由。人間文化や航空宇宙工など14の学科がある。約一割の女性、80人の外国からの留学生も学んでいるそうです。クラブ活動としてパラシュート部、吹奏楽部や生花同好会、文芸同好会(現代詩で残念だが俳句をする学生はゼロ)など。新潟上越や福岡出身の学生と話をした。
私も学生寮の四年間の方が、大教室の講義よりも充実した思い出があります。
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防衛大
2006-11-12 22:54:47
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生かされて今日
横須賀の防衛大学の開校記念祭に始めて参りました。明るく広広して建物も立派だ。予想以上に多数の見学者でまづビックリ。OBや学生の家族や友人達も多いそうです。観閲式も始めてのことでした。銃剣を担ぐ中には女性も混じります。平和ボケの世の中でさすが口元が引き締まる精悍な顔もなつかしい。
剃りあと青い顔に、学徒動員や特攻兵のモノクロ写真がダブリはっとさせられた。戦争はなんとしても避けねばならぬ。
文明が進んでも、分っていても今だ殺しあう日々が世界の常態だ。陰湿なイジメなど排他的心こそ悪魔・地獄だ。誰にでもある「仏心こそが人間の本質」と釈尊は説法されます。
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目の保養に
2006-11-11 06:28:05
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生かされて今日
「もみじばふう」の紅葉が素晴らしい。手の指のかたちで、大きな葉っぱがチラチラ輝きます。大自然という「神からの贈物」でしょうか。
私もみんなも自然の一部、このように精一杯個性を輝かしたいですね。世界に一人しかいないのですから。
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愛するふるさとは鹿児島市です。東京を振り出しに大阪・高松・和歌山・名古屋・東京と転勤生活を終えました。
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