四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

協力者を増やす方法

2023-04-20 07:42:19 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『商売でも、どうしたら売れるようになるかではなく、買ってくださる人の気持ちをいつも考えられるようになれば成功間違いなしだ、といわれます。

人と人の関係の極意も、そこにあるのですね。それが、初めはみんな逆なのです。自分の考えだけが正しいと相手に押しつけてしまう。自分の意のごとくならないと気が済まない。これを自分勝手というのです。それでいくら力んでも、まわりは自分の思いどおりにはなりません。

 ですから私は、まず相手の意見を受け入れてしまうことにしているのです。そして、それに自分の考えをどう合わせられるか、調和させていけるか、考えるようにしてきました。

そうすると、どんな人も安心して自分の力を出しきってくれるのです。

 いくら自分の意見を通してみたところで、一人の力でできることには限りがあります。自分と一つ心になって協力してくださる人材を、どれだけ得られるか。大事なのは、そこです。「みなさんが菩薩の行をなさる方だ」と拝む心になると、こっちの我など張る必要は、まったくなくなるのです。相手に合わせる気持ちになれば、相手も必ずあゆみ寄ってくれます。心と心は必ず通じ合うものなのです。』

   庭野日敬著『開祖随感』より
 
☆先ずはご夫婦の関係から実行を。
コメント

花の王・ぼたんの花

2023-04-19 07:32:30 | 生かされて今日

 大船にある植物園に牡丹と芍薬とを鑑賞に参りました。終戦後の闇市から大きくなったという駅前市場を抜け、柏尾川沿いに徒歩20分、大船フラワーセンターへ。大船観音の山にはフジの花が垂れ下がっています。

 柏尾川中央の小石に亀が甲羅干して春うららです。牡丹園へ直行します。

 「花の王」の豪華絢爛なようすを楽しみました。原産は中国。

なお、桜はチベット近郊が原産地とか聞きました。西へ伝播した桜は実(チェリー)を楽しみ、東へ伝播の日本では花を愛でる国民的習慣に。

 少し小型の芍薬は可憐な蕾が揺れて素敵です。蕾はにじむ液で濡れていて、蟻ん子が吸っています。濡れたところが光を放っていいですね。

牧野富太郎はかせの様に眼前にして観察して回りました。

なにせ「ぼたんの花と芍薬」とを思いのままにできて、「よくぞオトコに生まれけり」でした。藤のフサも風に揺れまさに春の本番。

戦争をしない日本のありがたさがジンときました。

コメント

歌舞伎座の庭園

2023-04-07 18:53:42 | 生かされて今日

 東銀座の歌舞伎座の5階に空中庭園があり、誰でも一休みできます。一階正面の右側の裏側に下りエスカレーターがあり、地階へ。

歌舞伎にちなむ記念品や弁当、菓子をあきなう店、喫茶店、切符売り場でにぎやかです。

その奥に高層ビル用のエレベーターがあります。空中庭園は5階。上の階には医院群があり驚きました。

 陽がさんさんと降る庭園にはシャガの花や青楓が。阿国(おくに)櫻はすでに散っておりました。前代の鬼瓦が2つ置かれ、鳳凰マークの由来が書かれています。

緋毛氈の縁台に坐り足を投げ出しました。銀座にこんな安らぎが隠れているなんて素敵です。銀座はすでに初夏の日差しでした。

コメント