四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

自分が変われば相手が変わる

2016-07-28 05:16:29 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

 『親に対する子どもたちの注文の第一が、「夫婦げんかをしないでほしい」、そして「離婚の話は絶対にしないで」だったという調査結果があります。

よく、夫婦で言い争って、「ねえ、お母さんが怒るの分かるでしょ。本当にお父さんは自分勝手なんだから」などと、子どもを自分の味方に引き込もうとする人がいますが、子どもは両親のどっちがいいか悪いかなど、どちらでもかまわないのです。

この世には、初めから善い人、悪い人がいるわけではありません。善い縁に触れれば善い人になり、悪い縁に触れれば悪い人になってしまいます。相手次第で人がどんなに変わるものか、それをいちばんよく見せてくれるのが、長年連れ添う夫婦ではないでしょうか。子どもたちは、両親のどちらの言い分も、また、どちらのわがままもちゃんと見ているのです。

法華経の修行を突き詰めていくと、「まず自分を変えて相手に変わってもらう修行」だといってもいいと思うのです。人が本当に変わるのは、本人が変わろうと本気になったときです。その本気を引きだすのが、まずこっちが変わって相手の善き縁になることなのです。』

 

庭野日敬著『開祖随感』より

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ご先祖・親の恩に気づくお盆

2016-07-24 07:04:43 | 生かされて今日

 先祖や両親に対する心について学校、大学でさえ教えてくれません。現代社会で人間関係がゆがむ元は、この基本的な親先祖への哲学が欠けているからと思います。私も大いに人間関係で悩みました。このお盆に自分が存在している足元、親先祖に思いを寄せてみませんか。


『私たちがいまこの世にある、そのいちばんのもとは親です。その両親への感謝から、自分を取り巻く社会への恩、この国に生まれることができた恩が考えられるようになってきます。

「孝は百行の本」といいます。自分の命の大もとである親への感謝、さらに、そのまたもとの代々のご先祖さまへの感謝が、もろもろの善行のもとになるわけです。それをおろそかにしているようでは、さまざまな人との関係がうまくいくはずがありません。

たとえば矢を射るとき、こちらの姿勢がきちんと決まっていないと、いくら的を狙っても当たりません。姿勢がきちんと定まると、矢は、何本射っても同じ的の中心に飛んでいきます。それと同じで、親の大恩への感謝の念が、この社会で生きていく自分の姿勢を定めてくれるのです。

私たちが幸福になるその出発点は、親孝行、そして、ご先祖さまへの供養にあるといえましょう。

親が安心し、ご先祖さまが満足してくださる生活ができるようになれば、目の前にさまざまな問題が横たわっているように見えても、おのずと道は開けてきます。

 庭野日敬著『開祖随感』より

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お盆が始まりました

2016-07-18 22:59:34 | 生かされて今日

 祖先や逝去された御霊をこの現世にお迎えして読経、ご馳走をお供えして冥福を祈る伝統行事が「お盆」です。

本質的には釈尊の説かれた仏教ではなく、中国で付け加えられた儀式だそうです。「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と云いまして7月15日立正佼成会横浜教会では泉教会長さんを導師としておごそかな式典を開催しました。

最初に、新盆を迎えるなくなった119体のご遺族が釈尊と逝去の御霊に献花奉献を行いました。また私たちの親先祖のお戒名約1万8千が法華経読誦の中で読み上げられ御成仏を祈りました。我が家も両親をはじめ、義理の父母、祖父祖母、兄など多数のお戒名をお祀りさせていただきました。

 法華経読経の中で自分の親不孝を実感、特に早世した父の遺産で進学でき今の幸せがあることを確認できました。

ごう慢で感謝がない自分でした。南無妙法蓮華経。

 

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レッツゴー選挙、日本を変えよう

2016-07-09 07:36:36 | 生かされて今日

 18歳から投票できる参議院選挙がいよいよ明日です。明日7月10日が投票日です。「社会の仕組みを決めるのが政治」です。

私たちの日本国の進む方向を定めるのがこの選挙です。特に、平和憲法、その中心である憲法第9条を改悪しようとするアベ自民党と公明党の腹黒い野望を阻止しなければ、右翼の軍国主義・憲兵がのさばる暗黒政治に戻されてしまう瀬戸際にあります。子や孫たちの為に平和憲法、国民主権、基本的人権、議会制民主主義を守りぬきましょう。

平和ボケして目先の小さな欲に惑わされてはならぬ時です。

 平和憲法を擁護する下記の2人へあなたの良識ある清き一票をお願いいたします。

神奈川選挙区は民進党の『金子洋一(かねこよういち)』さんへの投票をお願いします。

氏は横浜市南区うまれの53才、横浜市立美しが丘小学校から聖光学院中高校、東京大学経済学部卒業。経済企画庁を経て政治家に転身した経済通です。青山学院大、中央大学の先生も経験されております。娘ふたりのお父さんで、信仰篤い仏教徒で誠実な人格者です。

全国比例区は民進党の『藤末健三(ふじすえけんぞう)』さんへの1票をお願いいたします。

彼は地震に襲われた熊本生まれで52才、苦学しながら熊本高校から東京工業大学へ進み、経済産業省入省。ハーバード大学等で学んだ国際人です。東京大学の先生を経て政界へ転身しました。平和憲法擁護の論客です。仏教徒で正直なお人柄です。プロボクシングのライセンスもある熱血漢、ご両親は台湾から命からがら引揚た貧乏人の息子です。

 棄権することなく清き一票で、この日本を建て直しましょう。あなたの一票が日本国の進路、将来を決めるのですから。最初の投票用紙には『かねこ』、二枚目には『ふじすえ』とお書きください。将来の日本の為に。

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一票が国を変える

2016-07-07 04:56:18 | 生かされて今日

 『宗教は、私たちが毎日生活しているこの社会をよくするためにあるものです。つまり世直しが目的です。

それは、ただ祈るだけでは実現しません。

祈りはもちろん大切ですが、「よい社会になりますように」と、ただ祈るだけで、現実の社会がすばらしい社会に変わるものではありません。

社会を大きく動かすいちばんの力は政治です。

ですから、なによりもまずよい政治が必要なのです。その政治は、どのような政治家を選んでまかせるかにかかっています。そう考えてくると、選挙の大切さがよく分かってきます。

私たち一人ひとりが責任を持って選挙権を行使することによって、国のために本当に役立つ人を国会に送り出すことができます。一票の行使によって国民の意思を国政に反映できる貴重な権利をむだにしてはならないのです。

選挙のたびに、おもしろ半分で立候補する人がおり、また、おもしろ半分で投票する人がいますが、政治を甘く見すぎると、そのつけは自分に回ってきてしまいます。

政治がだらしないと非難するよりも、そうした人物を選んだ自分たち自身を反省すべきなのです。

 

庭野日敬著『開祖随感』より

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