四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

中国共産党の焚書坑儒

2021-06-30 14:28:12 | 生かされて今日

 中国共産党は香港の新聞「リンゴ日報」を反中国と問答無用の廃刊にした。一国二制度の美名をかなぐり捨てて、赤ずきんちゃんの狼よろしく獰猛な本性を世界に隠さない。紀元前の始皇帝やヒットラーにならう全体主義独裁の恐怖を見せつけています。

 焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)を教科書で習いませんでしたか。紀元前213年秦の始皇帝は自分に不都合な書物を焼き捨て、批判的な学者数百人を穴に投げ入れ生き埋めにしました。香港の新聞をつぶし、批判的市民を棍棒やガス弾で捕まえて牢獄に監禁しています。恐怖の暴力の刃をきらめかす中国共産党は獰猛な権力そのものです。

 チベット、ウイグルでも少数民族を中国風に思想改造する野蛮な行動をしているそうです。東シナ海でも尖閣諸島に侵犯を繰り返して日本を威嚇しています。

また勝手に島々を造成、軍港や滑走路をつくり領海と称して諸国を圧迫する傍若無人ぶりです。隣国を何でもありの暴力で脅しています。

中国は我国文化の恩人ですが、中国共産党は狂犬の如しです。お金のため経済のために中国共産党になびく政治家は選挙で落としましょう。

  日本政府の学術会議への人事介入も同じ穴のムジナですね。

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相手の立場に立ってみる

2021-06-16 18:10:27 | 元気を頂く言葉(庭野日敬師

『お釈迦さまがご在世当時のインドに、コーサラ国という大国がありました。その国の王さまが、あるとき「私がつらつら考えてみるのに、どう考えても自分より愛しいものはない。そなたはどうか」とお妃に尋ねたのですが、お妃も、考えてみるとやはり自分がいちばん愛しい。

それで、お釈迦さまにおうかがいしてみることにしたのです。その王と王妃に対して、お釈迦さまは、

「自分がいちばん愛しいと知ったら、人もまた自分がいちばん愛しいと分かるはず。だから、人を害してはならない」

と教えられたのでした。

私たちはふだん、自分の立場からしかものごとを見られないのですが、そこで一度踏みとどまって、相手の立場に立ってみる。相手の立場に立って考えてみる。すると、同じことが、まるで違って見えてきます。目からウロコが落ちたように、相手の心、ものごとの本当の姿が見えてくるのですね。

人さまの立場に身を置き換えて見直すことができるようになることが、「慈眼」を具えることだといってもいいと思うのです。』

                 庭野日敬著『開祖随感』より

 

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オリンピックより大切なもの

2021-06-08 14:35:29 | 生かされて今日

 敗色濃き昭和20年の今日6月9日、御前会議において戦争継続の決定がなされたそうです。勝利する余地なき窮地に追い込まれても、神がかりな重臣たちは祖国を地獄に投げ込みました。冷静な科学的視点のないまま「沖縄を地獄の戦場に」、8月6日の広島への原爆、8月9日の長崎へのピカドン、無数の都市へのB29の焼夷弾攻撃、年端もゆかぬ少年たちの特攻などなど、「重臣たちの無能により」数多の命が失われました。

 この度のコロナ感染の土壇場、国民の不安の中でも、オリンピックの開催にこだわる政府の曖昧模糊、判断しない政治に恐怖を覚えます。ずるずる国民を惨劇に投げ込んだ御前会議に似通っていると感じます。

 崇高なオリンピック精神をかさに大儲けしているような傲慢な態度の外人たちは何様なのか。ハルマゲドンでも、菅総理が反対してもやるという理不尽な連中の化けの皮を剥がしたいものです。

 全仏オープンの大坂なおみ選手へ記者会見しないからと世界から締め出そうとする「商業スポーツ界」の無神経とも同じ穴の狢と写ります。

国民の不安、命をオリンピックと比較するなんて考えられないほど愚かではないでしょうか。パンデミックの中でオリンピックをやるべきではない。当たり前だ。

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