昭和の日は昭和天皇の温顔のような素晴らしい春のひと日でした。自転車を駈って大船フラワーセンターへの途中、JR根岸線本郷台駅近くからさらさらの川音に誘われて「いたち川」を下りました。鎌倉道が抜ける古代からの穀倉地帯で、鎌倉時代に兵士が動員され「イザいでたち」と身の安全を祈ったところから「いたち川」と呼ばれるようになったとか。徒然草の卜部兼好さんも通りましたそうな。近くには公田(くでん)と云ういかにも奈良朝時代の町名が遺されています。源流は金沢市民の森のしたたりで、東京湾でなく境川から江ノ島の外洋へ流れ込みます。
太き鯉が遊弋し、水草が川になびき正に瀬音ゆかしき春の川です。いのちの洗濯が出来る春の川で、お散歩をお勧めします。
♪春の川警察学校のこゑ響く 駿
太き鯉が遊弋し、水草が川になびき正に瀬音ゆかしき春の川です。いのちの洗濯が出来る春の川で、お散歩をお勧めします。
♪春の川警察学校のこゑ響く 駿