貴族の藤原道長は天皇家にどんどん娘を嫁がせ、天皇家の親戚として天子を後ろ盾に事実上日本を支配しました。「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」とわが世の春を謳歌しました。その彼の息子が別荘からお寺、平等院に立て替えました(国宝)。なんで「平等」院と名づけたのかなぁ。
ご本尊は阿弥陀如来で、この憂世から西方浄土に生まれ変わろうという貴族の信仰の対象でした。浄土式庭園の池面に優美な伽藍が写り、丸窓から仏様のお顔が拝めます。2匹の鳳凰(ほうおう)、鳥が羽ばたく屋根で鳳凰堂と称します。
約千年前、草深い片田舎に豪華絢爛で異次元の色彩世界が出現したのですね。
境内に源三位入道頼政自刃の墓碑がありました。平清盛に仕え裏切り者とおとしめられていましたが、実は源氏再興のために耐えに耐えて、終に平家打倒を計るも宇治に破れ自決したそうです。80才に近い高齢の坂東武者だったそうです。吉川英治の「新平家物語」は名著です。
ご本尊は阿弥陀如来で、この憂世から西方浄土に生まれ変わろうという貴族の信仰の対象でした。浄土式庭園の池面に優美な伽藍が写り、丸窓から仏様のお顔が拝めます。2匹の鳳凰(ほうおう)、鳥が羽ばたく屋根で鳳凰堂と称します。
約千年前、草深い片田舎に豪華絢爛で異次元の色彩世界が出現したのですね。
境内に源三位入道頼政自刃の墓碑がありました。平清盛に仕え裏切り者とおとしめられていましたが、実は源氏再興のために耐えに耐えて、終に平家打倒を計るも宇治に破れ自決したそうです。80才に近い高齢の坂東武者だったそうです。吉川英治の「新平家物語」は名著です。