四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

ヴァイオリニストと句会

2023-12-02 08:13:31 | 生かされて今日

 ヴァイオリンと吟行とがコラボした神奈川県現代俳句協会の句会に参加しました。藤沢駅南口から境川を渡った新林公園へ私は初めて散策、句会場は市民会館です。

師走初日は厳冬が喧伝されていましたが、幸いに風がなくコートを脱ぐ小春日和。

「横浜バロック室内合奏団」の小笠原伸子さんが古典のバッハから映画音楽、クリスマス曲まで身近に大サービスして頂き感動しました。

 バッハは長身でなした子どもは20人、日本語では「小川」さん。イギリスのエルガーは身分の高い妻を得て「愛の挨拶」を作曲した由。タイースの瞑想曲、ユーモレスク。イタリア留学の思い出や、演奏には人間の「軸」を意識する必要があるとか、プロ演奏家ならではのお話が聞けました。

 西洋文化に東洋的「気」を交える奥深さが身にしみ、「贅沢な時間」を過ごせました。90歳の婦人は遠く秦野から来たと会場から藤沢駅まで案内して帰りました。

句会の成績は例の通り不本意でしたが・・・。


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