飯村寿美子主宰のあかざ俳句会が22周年の大会を横浜で開きました。諸行無常で病や高齢により参加できなくなる方もいますが、新しい仲間も増えて約70人が来てくださいました。
足の悪い祖母の付き添いで孫娘が来てくれて感動的でした。
今年の「あかざ賞」は泰然自若の紳士、荻原照之さんが受賞されました。「あかざ新人賞」は井上ミヤコさんです。それぞれに額装した主宰揮毫の短冊と記念品が贈呈されました。
通信句会の互選結果が発表され、高得点句の披露と表彰です。おめでとうございます。
◯赤子泣く女雛の視線動きをり 好子
◯立ち上がる膝「コキ」と鳴り山笑ふ 恵美子
◯子を叱り悔いの色とぶしやぼん玉 英子
◯菜の花や園児の帽子浮き沈み 美津子
◯キューピーのまたたき知らず春の雷 満美
◯十薬をどれほど摘めば兄癒えむ 夢梨
◯蟇出てて今バリトンの調整中 邦彦
◯さくらさくらここら辺りが校舎跡 道生
◯母在らば白寿の母の日なりけり 翠