なんと19才から49才まで、祖父母、義父母、実母などの介護生活30年で「介護道」を説かれる羽成幸子さんが横浜普門館に来て頂き1時間半エネルギッシュに、深刻な話をユーモアたっぷりにお話をされました。
私は以前こどもの世話にはならんと粋がっていましたが、流石にこの頃はピンピンコロリは夢想であることにやっと気付きました。
お釈迦さまの教えにある四苦八苦の中の生・老・病・死の手順はわかりますが、現代医療の発達と寿命が伸びたために「老・病」から「死」までがトテモ永いのですね。
必ず他人様のお手を煩わすことになることを受け入れざるを得ません。それが定めなのですから。
一所懸命学ぼうと砂かぶりの席でお聞きしました。介護される立場で聞こうとしたら友達が、「それは甘い、介護する側になるかもよ」と指摘されました。
介護はする側もされる側も生ぬるい覚悟、甘いやさしさ親切心では耐えられない、相当ハードな覚悟が要ることを知らされました。ウンコの世話、下の世話をどう乗越えるかです。下の世話は相手をお互いに選べませんから、電車の中で向かい合う人を連想して欲しいと。その人の匂い、生活習慣、価値判断や言葉使いを受入れないと出来ないそうです。そして、心の中で「このクソババめ」とかの悪魔の叫びを上げて良いのだそうです。そして、周囲の関係者を「介護という土表」に共に載ってもらい、その人に出来ること(お金を出すとか時に介護するとか)、をし合う工夫をして、自分の人生も織り込みエンジョイする時間を持てと。老境はかなりキツイ坂道になることを諦観しなければと思いました。
羽成幸子さんは明るくて、永い介護体験から尊い菩薩のオーラを発散させるお方でした。尊い偉い方だなぁと思いました。
私は以前こどもの世話にはならんと粋がっていましたが、流石にこの頃はピンピンコロリは夢想であることにやっと気付きました。
お釈迦さまの教えにある四苦八苦の中の生・老・病・死の手順はわかりますが、現代医療の発達と寿命が伸びたために「老・病」から「死」までがトテモ永いのですね。
必ず他人様のお手を煩わすことになることを受け入れざるを得ません。それが定めなのですから。
一所懸命学ぼうと砂かぶりの席でお聞きしました。介護される立場で聞こうとしたら友達が、「それは甘い、介護する側になるかもよ」と指摘されました。
介護はする側もされる側も生ぬるい覚悟、甘いやさしさ親切心では耐えられない、相当ハードな覚悟が要ることを知らされました。ウンコの世話、下の世話をどう乗越えるかです。下の世話は相手をお互いに選べませんから、電車の中で向かい合う人を連想して欲しいと。その人の匂い、生活習慣、価値判断や言葉使いを受入れないと出来ないそうです。そして、心の中で「このクソババめ」とかの悪魔の叫びを上げて良いのだそうです。そして、周囲の関係者を「介護という土表」に共に載ってもらい、その人に出来ること(お金を出すとか時に介護するとか)、をし合う工夫をして、自分の人生も織り込みエンジョイする時間を持てと。老境はかなりキツイ坂道になることを諦観しなければと思いました。
羽成幸子さんは明るくて、永い介護体験から尊い菩薩のオーラを発散させるお方でした。尊い偉い方だなぁと思いました。