奈良地方裁判所五條支部が、長屋門の向うにありますので、この近くで生まれ育った私は、この場所を
「裁判所」と呼んでいました。
小さい頃から裁判所へ遊びに行くとか、裁判所の桜を観に行こうか、裁判所でお弁当を食べようとか
「遊び」の中に「裁判所」がいつもありました。
そんな小さい頃から、裁判所の桜は春になると美しく咲き、お花見弁当を、ここで広げる人が春になるとよく見られました。
今は民俗資料館になっている長屋門は、元市役所の位置から移築されたものです。
その経緯については、市のHPからコピーしました。
五條市立民俗資料館(旧五條代官所長屋門)は、奈良県五條市新町の史跡公園にある。
文久3年(1863年)8月、天誅組の義挙により、平成時代の五條市役所の位置にあった五條代官所が焼き討ちにあった。
徳川幕府は、元治元年(1864年)10月この地に新たに代官所を立て直したもので、長屋門は代官所の正門の姿を残す歴史的建造物として、天誅組の義挙140年(2003年)の記念として修復改修された。
長屋門は全長40mで、門脇に戸をつけ、その横に見張りのための出格子の窓をつけた番所がある。
現在は、天誅組の資料館として、天誅組行軍図やゆかりの地が紹介され、志士たちの様々な資料が展示されている。
史跡公園は桜の名所として知られ、「明治維新発祥地」の石碑や8620型蒸気機関車(金剛・ハロー号)が展示されている。
正面が長屋門です。
JR和歌山線の見える位置に置かれている「金剛ハロー号」は桜の頃が
一番映えて好きな姿を見せてくれます。
何枚か位置を変えてカメラに収めました。
いろんな花の中で、桜に次いでユキヤナギが今花盛りです。
史跡公園から南の方を見ました。
国道24号を渡って、歴史的建造物の新町筋へ出ることが出来ます。
この町の桜散歩は、もう少し続きます。