歴史公園の広場です。
広場を見ながら、土手に沿って歩きました。
春は、この右手の土手に、可憐なササユリを見ることができます。
今年は、来ることができなかったので、残念です。
向こうの大きい木の辺りから丘を登る道があって、そこから高松塚古墳に繋がっているのですが、膝が悪くなる前に何度か行きましたが、最近はもっぱら、
土手に沿った道歩きです。
土手では今ススキの穂が咲き始めて、かすかな風にも揺らめいて、
秋の風情を楽しませてくれます。
穂が咲くまでに重くなったのか、散策道に頭を垂らしているのもあります。
太陽の光に、輝くように光って、秋を楽しんでいるかのようです。
見て歩く私も一緒に、秋を楽しみます。
青空に靡くススキの穂は、開いているようです。
優しく揺れています。
少しも派手でないけれど、秋の主役を演じています。
ススキの根元に、いつも見る、ナンバンキセルの花を、
念入りに覗き乍ら探したのですが、今年は見つけることができなっかったです。
公園館の事務所で訊ねた時は、咲いていますよとのこと、でしたが
私のかがみ方が足りなくて、見つけられなかったのかもしれません。
陰に咲く花は見られなかったのですが、秋風にそよぐススキを堪能できたのが
家籠りばかり続いた私にとっては、心すっきりの歓びの日でした。