カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

続 世尊寺 壇上桜のある裏庭

2020年11月21日 | ☆ ふるさと・大和

 

聖徳太子御手植えの桜と言われる、壇上桜は本堂の裏手にあります。

その桜の周りには囲いがあって、前の扉には太子のみ印の、花橘の紋章がありました。

このお寺に芭蕉がお詣りした跡が残されています。

それは、桜の花を詠んだ俳句の句碑です。

壇上桜の紅葉は、遠くから見ますと、まるで桜の花が咲いているように

ピンク色に紅葉しています。

春の桜の頃に来た時に、桜の花がこのように沢山枝を飾っていなかったような気がします。

ご住職ご夫婦がいらしたので、桜の葉の紅葉の美しさに感動したことを、

話しますと、今年は早くに葉が1度落ちてまたこのように紅葉した葉を

付けたので、こんなのは初めてだとお話してくださいました。

広いお庭には、大きい山茶花の木もあって、今は花盛りです。

カエデもきれいに紅葉しています。

珍しい楓を見ました。

一際紅葉があでやかな木で、傍に行ってみますと、葉が細長くて

色はかえでとは違って大きい葉っぱです。

柑橘類でしょうが、何か分からないまま写しました。

大きい実が沢山ついていました。

いろは紅葉のグラデーションも、趣のあるお庭にしていました。

紅葉の名所には今年は行けなかったけれど、ふと訪れた世尊寺の

境内や、裏庭で、小春日和の中とてもいい、ささやかな、紅葉狩りができました。

お終い

 

 

コメント (4)
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