カエデよりやや遅れて、銀杏の黄葉宣言がありました。
三連休の真ん中の日、県外へは出かける予定もなく、訪れてくる人もない今日でした。
銀杏の色ずきを見てこようと、御所市の一言主神社へ行ってきました。
紅葉のトンネルのような、神社の石段を登ることはできませんので、
下でお詣りしてさまざまに紅葉した、神社の木をカメラに納めました。
駐車場に車を停めると、「鳥居をくぐってかお詣いりして下さい」と
書いた看板がありましたので、少し戻って、鳥居の脇で一礼して、杉並木を参道を通って
神社に向かいました。
途中立ち止まって眺めた空と葉を落とした木の枝、
針葉樹と落葉樹が、モザイクのような金剛山がすっかり秋模様になっています。
金剛山を眺めた所で、神社の方を振り返りますと、
玉垣から、まるで身を乗り出すように、ご神木の
大銀杏の鮮やかな黄色が、神社の屋根の3倍くらいの高さで輝いています。
石段の登り口の植え込みもきれいに黄葉しています。
カエデの紅葉のトンネルのような石段を、見上げながら
せめてレンズだけでも、紅葉に染まってみたくて、いつまでも
紅葉のトンネルの中に佇んでカメラを上に向けていきました。