迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

新年親愛。

2025-01-09 19:43:00 | 浮世見聞記
池上本門寺へ、新年の挨拶に伺ふ。



これで新年を迎へたらやるべきことを、すべて済ませる。


境内の一画で猿回しの大道藝をやってゐたので、自分も近いやうなことをやってゐることもあり、寒空の下で頑張ってゐることへの應援の氣持ちで、觀ていく。



おかげで、小猿の愛らしく柔らかな姿に、狂言「靱猿」で繊密に描かれてゐる猿曳きの情愛はこれかと、藝そのもの以上の“心”を得る。







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