迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

緊寒謹感。

2025-01-08 19:14:00 | 浮世見聞記
東京都中央區日本橋室町の、ガラス壁の谷間に敷かれた参道。


私の背後の奥には、 なにかのお社がある。

が、惹かれない。

こゑが聞こえない。

ニンゲンが“癒し”を計算して造った空間、そこにすでに、ウソがあるからだらう。

私は自分の感覺を、信じる。



これから厳しい寒波が到来云々、日本海側は大雪に警戒云々。

たしかに夕方から都内でも、雪の前兆を思はすやうなキンキンに冷えた風が流れこんできた。


一月も正月氣分が抜けると途端に春を戀しく思ったりするが、私は雪の心配さへなければ、このままの季節でも良いと思ふ。








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