ラジオ放送で、金春流の「木賊」を聴く。構成自体は類型的な生き別れた親子の再會譚だが、この曲の場合は子と生き別れて狂亂するのが母(女)ではなく、男親の老人である點が特色であり、また異色である。年経ると子への情もまた濃くなるものか、失踪した子が得意にしてゐた小歌や曲舞を自ら舞ひ謠っては偲び、また謠にも「子を思ふ」と直接的な表現が頻出し、情愛の昂りと云ふより執着心の迸(ほとばし)りのやうでもあり、一歩間 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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