九代目桂文治の「大師の杵」を聴ひたら──弘法大師が自分に惚れた挙げ句に自害した娘を弔ふため建てたお堂が川崎大師平間寺の興りと云ふ、もちろん戯れ話──、にはかに川崎大師へお参りしたくなったので、實行す。思へば今年は正月に一度お参りしていらいご無沙汰で、今日に時間がつくれたのは何らかのご縁に違ひない。境内では菊花大會も開催されてゐて、やっと秋らしい秋に逢ったやうな心地がする。これから冬になり、足許には . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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