迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

歳頃歳末。

2022-12-02 23:04:00 | 浮世見聞記
昨日に續く空氣の冷たい曇天も、日が落ちてからやうやく雲間に半月が覗き、


明日こそは師走最初の太陽(ひ)が差すかと期待せり。


そして家々からの夕餉の香りが道に漂ひ、今日もそれぞれが無事な一日を過ごせたのだらうと、我が身の一日も重ね合はせて感謝する。


今はまだ落ち着いてゐるが、まうしばらく経つと年越しに向けてのあれこれで、時間が足りないと思ふやうになるのだらうか。

年が明ければ自分はまた年を取る、と思ふやうになったあたり、いよいよ私は私自身と闘はねばならぬお年頃になったやうだ。










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