新宿角座へ、桂小春團治の独演会を聴きに行く。
昭和五十二年に三代目桂春團治に入門してちょうど四十年になるのを記念した今回の独演会では、新作落語五席を、文字通り独りで演じ通す。
そのうち、現代のさり気ない日常のなかに潜むおかしみを、鋭い観察眼でじわじわと炙り出しした「コールセンター問答」、「禁断の宴」、「断捨離ウォーズ」の三席を、面白く思ふ。
笑ひは作り出すものでも、捻り出すものでもなく、我々の日常にいつも潜んでゐる。
要は、それに気が付くかどうか。
人生経験が豊富な人あればあるほど、小春團治師の落語の面白さが理解できるはずだ。
昭和五十二年に三代目桂春團治に入門してちょうど四十年になるのを記念した今回の独演会では、新作落語五席を、文字通り独りで演じ通す。
そのうち、現代のさり気ない日常のなかに潜むおかしみを、鋭い観察眼でじわじわと炙り出しした「コールセンター問答」、「禁断の宴」、「断捨離ウォーズ」の三席を、面白く思ふ。
笑ひは作り出すものでも、捻り出すものでもなく、我々の日常にいつも潜んでゐる。
要は、それに気が付くかどうか。
人生経験が豊富な人あればあるほど、小春團治師の落語の面白さが理解できるはずだ。