迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

新年度はじめの笑ひ。

2020-04-01 21:43:00 | 浮世見聞記
旧年度からの繰り越しのやうにして始まった、令和二年度。



為政者たちの不確實さに、我々は自粛よりも緊張を強制される現今(こんにち)なれど、季節のはうは確實に櫻。



なれば稽古の扇も櫻の繪柄に持ち替へて、



自分のなかで時間の区切りをつける。



夜には志村けんさんの追悼番組を観る。

腹を抱へて映像に観入るうち、志村けんさんはまだ健在である氣がしてくる。

だから私は、さよならを口にしない。

そして番組の最後、高木ブーさんが持ちネタ(?)で締めてくれたその不意討ちぶりに、さすがドリフだと嬉しくなる。

令和二年度初日、好発進!




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