迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊―中山道67の1 若王子一里塚

2014-05-05 23:02:39 | 旧中山道
木曾路に入ると、旧道はすぐに国道沿いの土手を上る細い坂道を行き(上段写真)、「さっそくきたな…」という気分にさせます。



誰も通らなければ消滅してしまいそうな山道を10分ほど行くと下り坂となります。

その先で再び国道19号線に合流すると、明治天皇も立ち寄ったと云う旧茶屋本陣跡を右に見て桜沢地区を過ぎ、片平橋を渡って歩くこと約15分、右手の土手上に「若王子一里塚」が見えてきました。



現存しているのは写真の西側だけで、東側は明治43年に中央本線を敷設するさいに壊され、東側も国道19号線の拡幅工事で削られ、現在では直径約5㍍、高さ約1㍍の、残骸のような姿を残すのみとなっています。
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