迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

ニッポン徘徊―中山道66の2 本山宿→木曾路口

2014-05-04 20:31:47 | 旧中山道
本山宿を出たところで再び国道19号線に合流しますが、5分ほどで右手に分かれて「第2中仙道踏切」を渡り、中央本線の西側を進むうち、日出塩(ひでしお)地区へと入ります(上段写真)。

その入口付近の左手には、61里目の「日出塩一里塚跡」の棒標識が立っています。


日出塩地区を抜けると再び国道19号線に合流、左手には中央本線と急峻な斜面を、右手には奈良井川の急流を望みながら歩くこと約1㌔、右カーブの途中に、左へ分かれて上って行く細い坂道が。



これは江戸初期、下諏訪から岡谷を経て三沢峠、牛首峠を経てここへ至っていた旧々中山道の跡で、現在も道筋は辿れるようなので、いつか訪ねてみたら、楽しいかもしれません。


さて、右カーブを過ぎたすぐ先が、かつて尾張と信濃の国境だった境川橋、



ここからいよいよ旧中山道は、“木曾路”へと入って行きます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ニッポン徘徊―中山道66の1... | トップ | ニッポン徘徊―中山道67の1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。