『東京地裁で開かれている初公判で検察官はさきほど論告求刑を行い、猿之助被告について「被告の責任は重い」「両親は自殺の意思を有していたものではなく、被告の気持ちを酌み、自殺を決意した」「両親に与えた影響は大きい」と指摘。
懲役3年を求刑しました。
これに対し弁護側は、執行猶予付き判決を求め、裁判は午後3時ごろ閉廷しました。
判決は来月17日に言い渡される予定です。』──
四代目市川段四郎夫妻の死去について、『被告の気持ちを酌み、自殺を決意した』とはやや回りくどい表現ですが、愚息に自殺を“唆された”と解釈することが出来ると、私は見ます。
とにかく、この事件がれっきとした「親殺し」であることを、公けの認識することが、まずは肝心肝要なのであります。