散歩道沿ひに、赤い實がたわわに成ってゐるのを見て、思はず足を止める。
その豊潤な數に、なにやら儲けものをした氣分になる。
その時は單純にナンテンだと思ってゐたが、帰城してから調べて、ピラカンサ、又はピラカンサスと云ふ毒性をもった外来種らしいことを知る。
おそらくはさうやって、
冷たい空氣との均衡を図ってゐるのだらう。
その豊潤な數に、なにやら儲けものをした氣分になる。
その時は單純にナンテンだと思ってゐたが、帰城してから調べて、ピラカンサ、又はピラカンサスと云ふ毒性をもった外来種らしいことを知る。
去年も同じことを話したやうな氣がするが、秋は植物が暖かい色を魅せる。
おそらくはさうやって、
冷たい空氣との均衡を図ってゐるのだらう。