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六年前の夏に會ったきりだったまだまだ若い親類が、その翌年に亡くなってゐたことを、それから五年が經った現在(いま)、初めて知る。
このやうな事柄は、不特定多數が覧(み)るのであらうブログに書くべきことではないのかもしれない。
しかし、いつでも手軽に記録を見返すことが出来るこの文明の利器に、今日11月30日が命日であることを、私自身のために明記しておく。
氣持ちがまだ落ち着かぬうちに記してゐるので、文章はおかしからうが、敢へてそのままとする。
とても深い印象を與へる子だった。
最後になにもこのやうな形で、深い印象を與へることもあるまいに。
私は誓ふ。
私はいつまでも、いつまでも、たくさん生きてやるのだ……!