迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

しらむははなのかげ。

2012-04-17 21:35:14 | 浮世見聞記
うつくしき盛りを過ぎんとせし頃、

やうやうその心に出逢ふ。


あまりにも

近くにゐるがゆゑに

気が付かざりし我が身の

おろかさよ。



待て暫し。


五衰はまだ早きぞ。

再び逢わんその日のために

けふを限りに咲きたまへ。

けふを名残りに咲きたまへ。
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