自宅軟禁令が解除されてーヶ月が過ぎ、國民による自力再建が始まって半月近くが経たうとし、東京都の感染者數は惡ひ意味で大きな変動もなく、気が付けばさうした日常に気持ちの慣れた自分がゐる。
もしや、「共存」の正体は“慣れ”なのではないか……?
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もちろん、“第二波”への警戒は怠っていない。
一方で、夜街の男娼どもが人体實験に自発的に協力し、検体として素晴らしい結果を示してゐることを頼もしく……、否、面白く眺める自分がゐる。
さりながら、
「慣れ」が、
『狎れ』になってはいけない。
支那病菌は、それをじっと狙ってゐるのだから……。