ラジオ放送で喜多流の「小原御幸」を聴く。もともと素謠としてつくられたとも云はれるほど、實際の舞台では出入りのほかは演者の“動き”が無い曲。それだけに演者各々の技量と、なによりも“存在感”がものを云ふ難曲。──との能書きがよく解る、今回の放送。曲の舞台である京都大原の寂光院は、二十年ほど前に母と旅行で訪れたわずか數カ月後、失火で焼失云々。(※焼失前の寂光院)その後、平成十七年(2005年)に再建され . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20210611k0000m040224000c?fm=d時節柄、冷静で的確な判断であると存じます。また、終熄後には一気に大々的開催ではなく、一晩限りの開催から始めるなど、除々にやっていかうと云ふ考へ方にも好感が持てます。 踊り手それぞれには、それ . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/ishikawatv/region/ishikawatv-20210611-1328-136342?fm=dこれはまう、致し方なしと私は考へます。この加州の例ばかりでなく、國民へ無駄な不自由を強ひるばかりで見返りとしての繼續的な補償もなく、しかし茶番大運動會につひてだけは意固地になって強行しやうとし . . . 本文を読む
今朝の噺の續きのやうになるが、トウキョウの感染者數は半月後には下げ止まりとなり、感染再々々々々々々……擴大の恐れ云々。……で、だうしたいのか？現在の第三次“お手上げ宣言”がまだ解除されぬうちから、まう第四次の予告編が流れてゐる。いまやヒトの行動は、諦めをもって見透かされてゐる、と云ふことだ。地元の百圓ショップで、毎年お気に入りの天然除虫菊を使った蚊取り線香をまとめ買ひする。今夏はとく . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/business/20210610-567-OYT1T50009?fm=dかつて海外が嫉妬したやうな、日本の技術者たちの水位の高さを、再び世界に示してほしいと、心から願ひます。日本人は、もっと自信を持ってよいのです。茶番大運動會の金メダルなど、なんの國益にもなりません。日本國の利益は . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021060901002168?fm=dなにやら現實味を帯びてきた感染擴大劇の“第五幕”、為政者の茶番大運動會強行とはまた別の要因のところでも幕を開ける、と云ふことか。 ワクチン接種はあくまで“予防”であって、“治療”ではない。そこのところを理解 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASP69574HP68UTIL03D?fm=d人災疫病のために亡くなった志村けんさんを名誉市民に認定した東村山市と、とても同じ市とは思へない噺です。學童の間でも集團感染の事例が頻發してゐるなか、それにはまったく知らん顔で茶番大運動會の開催計画だけは押し進め . . . 本文を読む
時間が出来たので、“ワクチン接種會場”が急遽設營されることになった代々木公園を覗いてみる。入り口には、茶番大運動會の場外観覧會場となるハズだった頃の立て看板あり。ヒトが“密”になる場を造ってゐることを示すそれの横には、“密”にならぬやう注意喚起する横幕あり。この矛盾こそが、奇妙な現今(いま)の総てである……。 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-_affairs_crime_HG2K24TNTVJFRLL3HKIZCXRGIQ?fm=dなにやら、松本清張が好んでよく取り上げてゐた題材──組織の利益を守るために“上”の罪を部下が被って“忠死”する──を連想させる展開だ。この茶番劇も、いよいよ佳境か&# . . . 本文を読む
ここ數年、自分の年齢を正確に把握していない。書類などに年齢を記載する段になって、慌ててスマホの電卓で西暦から計算し、「さうなんだ……」と初めて知った氣分になる。そして、記入が済めばまう忘れる。……これが、トシを喰ふ、と云ふやつか？否！ 否！私はこれまでの思考や行動を、これからも変へる氣は全くない。そこから導き出した生き方の“道しるべ”は、いづれも結果的にす . . . 本文を読む
作家の赤川次郎さんが、今日付の朝日新聞に茶番大運動會の中止を求める一文を投稿云々。内容は既に誰もが思ってゐる──であらう──事柄で、特に目新しいものはないが、國民的作家からもつひにかういふ聲が上ったと云ふところに、意義があるのだらう。私も學生時代に、母が赤川作品を愛讀してゐた影響でずいぶん讀んだものだが、松本清張のやうに作品の當たり外れがない、安心して讀める作家と云ふ印象がある。そ . . . 本文を読む
ラジオ放送で觀世流の「俊寛」を聴く。素謠とあって、普段の放送ではワキもシテ方がそのまま謠ふが、今回は下掛寶生流から出演があり、その明瞭な聲質に「ああ、能だなぁ……」としみじみする。數年前に國立能樂堂公演で観た金春流の名手による「俊寛」は、沖へ去って行く赦免船の艫綱に何度も縋り付こうとする姿に、この僧がなぜ絶海の孤島に独り残されることになったのか、その本當の理由をはっきりと悟らせる名演であった。また . . . 本文を読む
やうやく都内の文化施設が再開したので、ずっと氣になってゐた港区虎ノ門にある大倉集古館の企画展「彩られた紙─料紙装飾の世界─」を、観に出かける。書に用ゐる、いはゆる“料紙”の材質を主題とした内容で、紙が白く映えるやう胡粉を混ぜて漉く歴史があったことを今回初めて知る。しかし、それ以上の専門的な話しになると私のアタマでは理解の枠を越えてしまふため、奈良時代から江戸時代、それぞれの時代の紙に揮はれた文字や . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20210605-0056?fm=dかうやって取り決めた約束をなし崩しにしやうとするヤツが、あたしは一番嫌い！あたしも今は大昔に、どこだかの田舎モンにさうやって大約束破りをされた、生涯赦せない経験があるから、かういふテの噺 . . . 本文を読む
