陶芸工房 朝

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ダ・ヴィンチ・コード

2005年05月11日 | 日記・エッセイ・コラム
 「身長が十四分の一低くなるように両足をめいっぱい広げて立ち、両腕を広げて頭のてっぺんと同じ高さに両中指がくるようにすると、伸ばした四肢の中心に臍がきて、両足の間のスペースは、二等辺三角形をつくる。両腕を横にいっぱい伸ばした長さは身長に等しい。額の髪の生え際からあごの先までの長さは、身長の十分の一であり、あごの先から頭の先までの長さは身長の八分の一と同じ。・・・・・・・・・・」

 これ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の上に添付されているテキストの一部。

ベストセラーになっている「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ。上記の「ウィトルウィウス的人体図」の絵図が、物語の最初の謎解きになっている。こんな妙に理屈っぱいテキストをおもしろがる人なら、きっと面白いと思う本。ただし、まじめなキリスト教徒には顰蹙ものかもしれない。

来年には、本物のルーブル美術館を舞台に、映画もできるんですって。