灰釉耳付き壷 2006年01月31日 | 作品紹介 下記の水指と同じく、口に灰釉を施して焼成した壷です。 ただし、下記の水指が伊賀赤の荒目土なのに対して、こちらは、信楽白の荒目土なんですね。使用する「土」の種類によって、全く違った雰囲気の作品が出来上がります。 一土、二焼き、三轆轤 といいますが、土の出る場所が焼き物の産地だったわけです。現在では何処の土でも簡単に買えるようになりましたが、昔は、伊賀も信楽も萩も唐津もよい土の採れる土地だったので、焼きもの産地として栄えたのです。 菜の花が咲き始めました。黄色は春の色ですね。