バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

プロの目・プロのやり方

2006年06月23日 | カラダとココロに良いこと
健常なコなら当たり前にできることが、なかなかできなかったりするのが発達障害の子ども。
でも、何か違うなーって思っても、どこが違うのかどうして違うのかなんて、親は素人だからよくわからない。
(特にバンビは初めての子どもで一人っ子だから、他に比較の対象もないし。)

だから療育に行って、プロの目で見てもらって対処の仕方を教えてもらうことはとても意義があると思います。

例えばバンビは最近でこそよくなってきたけど、転ぶ時に手が前に出ないから顔や頭を打ちつけてしまう。
つまり、反射的に手を出せるように神経も筋肉も育ってないってこと。

そういうのは例えば、足を持ってバランスボールの上に寝かせ、頭が地面に着きそうになったら自然に手を伸ばす(さらには手のひらを地面につけるまで)ような訓練をするんだけど、意図がわからないとただ遊んでるだけみたいに見える。

療育って、私も最初はその場でバンビを改善?してくれるものかと思ってたけど、月1・1時間でそんなことができるわけもなく、つまりそういうプロの目・プロのやり方を教わる場なんだってことがわかるようになったのはいつだったかな。
大切なのは、訓練の内容を親が家で、できれば毎日少しずつでも子どもにしてあげることなんだとわかってからは私の意識も変わってきたと思う。

例えば昨日も、センターの先生に「首と肩の筋肉が弱いね」と言われて目からウロコ。
独歩を目指して足はそれなりに鍛えてきたつもりだけど、そう言えば上半身にあんまり注目したことがなかった。
手押し車なんかやっても、他の子に比べて時間かかるし辛そうだなーとは感じてたけど、筋力弱いから仕方ないかなと思っていた。
日々そういう姿勢を取らせることで(もちろんやり過ぎは良くないけど)、鍛えていけるものだってことを忘れてました。

(ちなみに4才でやっと歩けるようになってきたHちゃんの方が、手押し車ははるかに上手。ハイハイ期間が長かったので首と肩が鍛えられているらしい。ビックリ!)

今日はBちゃんのママが、歯ブラシを使った口の中のマッサージというかトレーニングのやり方があることを実演して見せてくれた。
Bちゃんは摂食障害というか嚥下に問題があるのでこのやり方を習ったらしいけど、唾液の分泌を促すという点ではバンビにも良さそう。
他にも口唇訓練のやり方があるというのもわかったので、センターか療育園で教えてもらえるかどうか今度聞いてみよう。