このところ本を読む余裕がなくて"The Winner"はなかなか進みません。
やっと400ページを過ぎました。
今日はこんなことばが出てきました。
He rubbed his chin as he thought out loud.
"think out loud" 「声に出して考える」というのは「思い浮かんだことを口に出す、独り言を言う」こと。
My butt may be in the crosshairs now.
"crosshairs"は十字型の銃の照準。
よく映画の中で殺し屋が誰かを狙っているなんていうシーンでこのマークが登場しますね。
The little girl's playing it close to the vest. Chip off the old block.
"close to the vest"も"chip off the old block"も何となく聞き覚えがあるなと思って調べたら"close to the vest"は「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出てきました。「手の内を見せない」という意味。
"chip off the old block"は「遠い空の向こうに」に出てきました。「子は親に似る」と言う意味。
辞書には息子が父親に似るという説明が多いようですが、この小説では母と娘なのでどちらにも使えるようですね。
前にこのブログで紹介した"apple doesn't fall far from the tree"という表現も似ていますが、こちらはどちらかというと悪い所が似ているという使いかたでした。